合併・買収通じ地域貢献 名南M&A、静岡オフィス移転記念しイベント

 企業の合併・買収(M&A)仲介を手掛ける名南M&A(名古屋市)は23日、静岡オフィス移転の記念イベントを静岡市葵区で開いた。同社の篠田康人社長と日本創生投資の三戸政和CEOが地方のM&Aの未来をテーマに対談した。

記念イベントで対談する名南M&Aの篠田康人社長(右)と日本創生投資の三戸政和CEO=22日午後、静岡市葵区
記念イベントで対談する名南M&Aの篠田康人社長(右)と日本創生投資の三戸政和CEO=22日午後、静岡市葵区

 篠田社長は「政府はM&Aを中小企業施策の1丁目1番地と位置付け、推進に向けた後押しを拡大させている。地域発展のため、当社もM&Aを通じて中小企業を支援したい」とあいさつした。
 対談で三戸氏は、首都圏を中心に個人が企業を買収するケースも起きていると紹介。「地方も今後、M&Aは確実に広がるだろう。企業の合併や買収は、一から起業するよりも便利で合理的な経営手法」と述べた。
 静岡オフィスは相談件数の増加に伴い、4月に同区の葵タワー1階のレンタルオフィスから同タワー2階へ移転。応接スペースなどを完備し、従業員3人が常駐している。

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞