災害廃棄物処理で協定 牧之原市とミダック(浜松市東区)

 牧之原市は23日、大規模災害時の災害廃棄物処理に関する協定を産業廃棄物処理業「ミダック」(浜松市東区)と締結した。

協定書に署名する杉本市長(左)と加藤社長=牧之原市役所相良庁舎
協定書に署名する杉本市長(左)と加藤社長=牧之原市役所相良庁舎

 協定に基づき、両者は有事に備えて連携を強化するほか、市の要請を受けた際、同社は必要な人員や車両などの機材を提供し、廃棄物の運搬や処理などに協力する。市役所相良庁舎で締結式が開かれ、杉本基久雄市長と加藤恵子社長が協定書に署名した。
 牧之原市内では昨年5月の竜巻とみられる突風被害の影響で、約560トンの災害廃棄物が発生した。復旧活動で得た教訓を踏まえ、協定に至った。杉本市長は「県の第4次地震被害想定では甚大な被害が予想される。早期の復旧につなげるためにも、連携を深めたい」と話した。

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