宮司から「愛人になれ」 セクハラ被害、女性が提訴 長崎の諏訪神社

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長崎市の諏訪神社=長崎市で2021年12月21日午後4時6分、中山敦貴撮影
長崎市の諏訪神社=長崎市で2021年12月21日午後4時6分、中山敦貴撮影

 セクシュアルハラスメントにより精神的苦痛を受けたとして、諏訪神社(長崎市)の70代の男性宮司に対し、長崎市の20代女性が18日、慰謝料1万円の支払いを求め長崎地裁に提訴した。

 訴状によると、宮司は2016年~21年に女性に対し、太ももなどを触ったり「俺の愛人になれ」などと発言。21年8月には宮司室で女性の手を引っ張って顔を近付け、キスを求めたとしている。

 また、女性が宮司の部下に当たる祢宜(ねぎ)に抗議文を提出し、セクハラ被害を打ち明けたところ、女性の両親宛てに宮司の代理人弁護士から書面が届き、抗議文を出した理由を明らかにするよう求められた。

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