トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > クラシック > 交響曲 > ムラヴィンスキーのブルックナー復活

ムラヴィンスキーのブルックナー復活

2011年8月12日 (金)

ブルックナー:交響曲第7番、第8番、第9番(3CD)
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
新リマスタリング&新装丁で復活!


廃盤となっていたムラヴィンスキーのブルックナー・セットが、新たにリマスタリングされ、ジャケット・デザインも変わって再登場します。
 どのような作品に対しても、常に不器用なまでの真摯さで演奏に取り組んでいたムラヴィンスキーは、オーケストラとのリハーサルも質・量共に徹底しており、モーツァルトやベートーヴェンからショスタコーヴィチ、バルトークに至るまで、研ぎ澄まされた響きの凄みを随所に感じさせるスタイルで一貫、それはブルックナーの場合でもまったく同じでした。
 大編成オーケストラが鳴らされるブルックナーの交響曲の場合、鑑賞に際して音質は重要な条件となりますが、残念ながらムラヴィンスキーがステレオで録音を残したのは第9番だけで、他の2曲はモノラル録音となっています。
 とはいえ、最も古い第8番は、当時、機材に恵まれていた首都モスクワでメロディア・レーベルによりセッション録音されたもので、モノラルとしては情報量も多くバランスも良好なため、以前のセットでも鑑賞にそれほど不都合は無い印象でした。
 また、同じくメロディア・レーベルによって1980年にステレオでライヴ録音された第9番は、もともと当時のソ連のライヴとしては上質な音だったため、以前のセットでも満足できるものだったと思います。
 問題は、まだ機材に恵まれていなかった時代のレニングラードでライヴ録音された第7番ですが、1967年という年代を考えると、もしかすると今回のリマスタリングによる音質の向上に期待が持てるかも知れません。(HMV)

【収録情報】
CD1
・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調(ハース版)
 録音時期:1967年2月25日
 録音場所:レニングラード・フィルハーモニー大ホール
 録音方式:モノラル(ライヴ)

CD2
・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調(ハース版)
 録音時期:1959年6月30日
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール
 録音方式:モノラル(セッション)

CD3
・ブルックナー:交響曲第9番二短調(原典版)
 録音時期:1980年1月30日
 録音場所:レニングラード・フィルハーモニー大ホール
 録音方式:ステレオ(ライヴ)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

フィーチャー商品

交響曲第7番、第8番、第9番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD)

CD 輸入盤

交響曲第7番、第8番、第9番 ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル(3CD)

ブルックナー (1824-1896)

ユーザー評価 : 5点 (4件のレビュー) ★★★★★

価格(税込) : ¥2,519
会員価格(税込) : ¥2,192

発売日:2011年09月27日

  • 販売終了

%%header%%閉じる

%%message%%

フィーチャー商品

フィーチャー商品

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です