トップ > 音楽CD・DVD > ニュース > クラシック > 交響曲 > ヘンゲルブロック&NDR/シューマン第4番

ヘンゲルブロック&NDR/シューマン第4番

2011年8月9日 (火)

トーマス・ヘンゲルブロック
北ドイツ放送響首席指揮者就任記念録音


トーマス・ヘンゲルブロックはフライブルク・バロック管弦楽団やバルタザール=ノイマン・アンサンブルなど古楽分野の活動で有名になりましたが、実際にはドイツ・カンマーフィルハーモニーの首席指揮者(1995-1999)や、ウィーン・フォルクスオーパーの音楽監督(2001-2003)を務めるなどレパートリーは幅広く、先日もバイロイトでの『タンホイザー』が話題になったばかりでした。今回の北ドイツ放送交響楽団首席指揮者就任というトピックも、そうしたヘンゲルブロックの幅広い音楽性を象徴する出来事と言えそうです。
 ヘンゲルブロックと北ドイツ放送交響楽団による初のセッション・レコーディングとなるこのアルバムは、メンデルスゾーンの交響曲第1番とシューマンの交響曲第4番、そしてメンデルスゾーンのスケルツォというプログラム構成となっており、ヴィブラートを抑えたピリオド奏法を導入、さらにナチュラル・トランペットも使用して初期ロマン派本来のサウンドを追求しているのが印象的。楽団伝統の持ち味である重厚さは残しながらも、シャープな切れ味で動的な音楽が表現された新時代にふさわしい快演です。(HMV)

【収録情報】
・メンデルスゾーン:交響曲第1番ハ短調Op.11
・シューマン:交響曲第4番ニ短調Op.120(初稿版)
・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲変ホ長調Op.20より『スケルツォ』

 北ドイツ放送交響楽団
 トーマス・ヘンゲルブロック(指揮)

 録音時期:2010〜2011年
 録音方式:デジタル(セッション)
※表示のポイント倍率は、
ブロンズ・ゴールド・プラチナステージの場合です。

%%header%%閉じる

%%message%%

featured item

洋楽3点で最大30%オフ このアイコンの商品は、 洋楽3点で最大30%オフ 対象商品です