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注目のマイナー・ピアノトリオ 2016

2016年2月15日 (月)


注目のマイナー・ピアノトリオ

 毎週各国より続々と投入されるピアノトリオ作品をまとめてご紹介。名手による堂々の新録から、小粒でもぴりりと辛い隠れ人気盤、レア本、ディスクガイド掲載の限定再プレス/再流通盤までよりどりみどり!

* 自主制作盤や海外マイナー・レーベルからの流通盤も多く、入荷が不安定な場合がありますことを予めご了承ください。






Book Of Intuition Kenny Barron 『Book Of Intuition』

マイナーではありませんが・・・ビバップ以降の最重要ピアニストとして長年第一線で活躍。73歳を迎える今も精力的な活動を続ける巨匠ピアニスト、ケニー・バロンがなんとImpulse!より新録をリリース!北川潔(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)とのレギュラートリオによる録音。2014年に他界した盟友チャーリー・ヘイデンに捧げる「Nightfall」など全10曲。

Kenny Barron (p)
Kiyoshi Kitagawa (b)
Johnathan Blake (ds)



Richard Rodgers Songbook Connie Han 『Richard Rodgers Songbook』

LA生まれLA育ちのアジア系才媛ピアニスト、コニー・ハンのデビュー作が入荷します。ハンク・ジョーンズ、エロール・ガーナー、チック・コリア、ケニー・カークランドなどに影響を受けたというバップ〜モード・スタイルでリチャード&ロジャースの名スタンダードを採り上げた王道スウィング盤!

Connie Han (p)
Chris Colangelo (b)
Bill Wysaske (ds)



Zagrajcie Swoja Muzyke Witold Janiak 『Zagrajcie Swoja Muzyke』

クシシュトフ・コメダ「ローズマリーの赤ちゃん」を含む前作『Zagrajcie Swoja Muzyke』が話題となった新進気鋭のポーランド俊英ピアニスト、ヴィトルト・ヤニアク率いるトリオの第2作。流麗なピアニズムがピンと張りつめた空気を震わせ、甘美で哀愁たっぷりのメロディが心に染み入る。

Witold Janiak (p)
Rafal Rozalski (b)
Kamil Miszewski (ds)



Triokala Rita Marcotulli / Ares Tavolazzi / Alfredo Golino 『Triokala』

イタリアの女流ピアニスト、リタ・マルコチュリが伊プログレッシヴロック・グループ、アレアをはじめ、ジャズ界でも活躍するベーシスト、アレス・タヴォラッジやアルフレード・ゴリーノ(ds)といった名士たちと繰り広げたトリオ・セッション。歌心溢れリリカルかつ緻密なプレイで魅了します☆

Rita Marcotulli (p)
Ares Tavolazz (b)
Alfredo Golino (ds)



M(Y)Our World AMP Trio 『M(Y)Our World』

若手ピアニスト、アディソン・フライを中心とする米テキサスのピアノトリオ「AMPトリオ」。2013年のデビュー盤『Flow』に続く2ndアルバムの登場。透明感のあるピアノが奏でるメロディアスなフレーズと、小気味よく刻む繊細なリズムが魅力!数曲で女性ヴォーカル、オルガン、ギターなどもフィーチャー。

Addison Frei (p)
Perrin Grace (b)
Matt Young (ds)

Guest:
Tahira Clayton (vo)
Brad Kang (g)
Drew Zaremba (org)
Nick Rothouse (per)



12 am Jose Luis Canal 『12 am』

スペイン・ビルバオのベテラン・ピアニスト、ホセ・ルイス・カナルが2003年に吹き込んだトリオ音源。ドラムはかつてテテ・モントリュー・トリオで活躍した巨星ピア・ワイボリス。ハンコックやモブレー曲、エヴァンス愛奏のスタンダードなど、ジャズの王道と言うべきストレートにスウィングする好盤です。

Jose Luis Canal (p)
Jon Piris (b)
Peer Wyboris (ds)
2003年録音



Musical Stories Lello Petrarca 『Musical Stories』

イタリア・カゼルタ生まれの実力派中堅ピアニスト、レロ・ペトラルカがオリジナル曲を中心に吹き込んだ最新トリオ作品。イタリアらしいフレッシュで甘美な音色と抒情的なフレーズで描き出した一枚。

Lello Petrarca (p)
Vincenzo Faraldo (b)
Aldo Fucile (ds)



Live In Minsk Mazowiecki TAQ (Marcin Masecki / Garth Stevenson / Ziv Ravitz)
『Live In Minsk Mazowiecki』

ポーランド・ワルシャワ生まれの若手ピアニスト、マルチン・マセツキ、ガース・スティーヴン ソン(b)、ジヴ・ラヴィッツ(ds)というインターナショナル・トリオ。聴き手を惑わす抽象性を持ちながら芯の通った引き締まった楽曲群、各々の技量の高さで魅せる巧みな仕事ぶり、一筋縄ではいかない小気味良いプレイで注目されるピアニストの魅力を存分に楽しめる秀逸な一枚です。

Marcin Masecki (p)
Garth Stevenson (b)
Ziv Ravitz (ds)



Pain Of An Angel Peter Rozsnyoi 『Pain Of An Angel』

2010年のデビューアルバム『Autumn Witch』でピアノトリオ・ファンの注目を集めたハンガリーの俊英ピアニスト、ペテル・ロジョニョーイ。新生トリオで吹き込んだ新作は、コンテンポラリー・フィーリングを随所に感じさせながらも、ジャズのダイナミクス、ハーモニーやメロディの美しさで酔わせる、ギミックなしのストレートなピアノトリオ好盤。

Peter Rozsnyoi (p)
Gyorgy Orban (b)
Zoltan Csorsz (ds)



Meridies Space Jazz Trio 『Meridies』 (限定再プレス)

『The Eyes Have It』に続いて、人気女流ピアニスト、リン・アリエールが90年代DMPレーベルに残した人気トリオ作品が限定再プレス。知的で情熱的なピアニズム、繊細でリリカルなプレイが光るレア本掲載でおなじみの『When You Listen』。必ずやピアノトリオ・ファンにご満足いただける内容になっております☆

Lynne Arriale (p)
Drew Gress (b)
Steve Davis (ds)
1994年作品



Easy Route Igor Prochazka 『Easy Route』 (限定再プレス)

チェコ出身で当時スペインを拠点に活躍していたピアニスト、イゴール・プロハースカ率いるトリオによる2008年録音のレア盤が再プレス決定。非4ビート曲などを交えながら、ポップで心地よいメロディを聴かせてくれる本作。当時話題となった「車ジャケ」も秀逸です!

Igor Prochazka (p)
Christian Perez (b)
Federico Marini (ds)
2008年作品



Energy Francesco Crosara 『Energy』 (限定再プレス)

イタリアの実力派ピアニスト、フランセスコ・クロザーラが1992年にトリオで吹き込んだ幻の自主制作デビュー盤が再プレス。リリカルで張りのあるピアニズムで弾き切るストレート・アヘッドな曲から、ブラジリアン・テイストを含むフュージョン・タッチの曲まで、フレッシュな息吹を感じさせる佳作です。

Francesco Crosara (p)
Miles Jackson (b)
Eric Kurtz (ds)
Mike Muldoon (perc on M4)
Lilian Terry (vo on M10)
1992年作品



Jazz My Dear Nuccio Intrieri 『Jazz My Dear』 (限定再プレス)

イタリアの若手ピアニスト、ヌッチオ・イントリエリが、ハーヴィー・シュワルツ(b)、アダム・ナスバウムというベテラン・リズム隊のバックアップを得て、1994年ニューヨークで録音したバランスのとれたピアノトリオ作品。オリジナルほか、スタンダード版、バド・パウエル、セロニアス・モンク曲などを採り上げている。

Nuccio Intrieri (p)
Harvie Swartz (b)
Adam Nussbaum (ds)
1994年作品



Dancing With The Moon Nuccio Intrieri 『Dancing With The Moon』 (限定再プレス)

こちらはヌッチオ・イントリエリが1993年にイタリアで録音した作品。チェット・ベイカー・バンドにも在籍していたジョヴァンニ・トマッソ(b)、ジャンパオロ・アスコレーゼ(ds)というイタリアを代表するベテラン・リズム隊が脇を固めるレア作品。

Nuccio Intrieri (p)
Giovanni Tommaso (b)
Giampaolo Ascolese (ds)
1993年作品



Singolari Equilibri Arrigo Cappelletti 『Singolari Equilibri』 (限定再プレス)

エヴァンス直系のリリシズムを追究するイタリアのピアノ名手アリゴ・カペレッティ。1992年のレア・トリオ盤が限定再プレス。

Arigo Cappelletti (p)
Hami Hommerli (b)
Bill Elgart (ds)
1992年作品



Punk Circus Chat Noir 『Adoration』 (限定再プレス)

このアルバムの後、Emarcyから第2作を放った実力派ピアノトリオ、シャ・ノワールの2006年デビュー盤。甘美でしなやかなラインとコンテンポラリーなニュアンスがうまくミックスされた佳作。

Cavallari Michele (p)
Fogagnolo Luca (b)
Ferrari Giuliano (ds)
2006年作品



Do The Helmet Helmut Bruger 『Do The Helmet』 (限定再プレス)

入手困難になっていたドイツのレア・ピアノトリオ自主制作盤が限定再プレス。ベルリン生まれのピアニスト、ヘルムート・ブルガーの2004年作品。硬質でクリアなタッチから繰り出される聴き心地のよいオリジナルほか、ジョン・コルトレーン、マイルス・デイヴィス、チック・コリアなどのジャズメン古典を採り上げている。

Helmut Bruger (p)
Micheal Clifton (ds)
Axel Obert (b)
2004年作品



Best Of A Jazz Pianist Philippe Duchemin 『Best Of A Jazz Pianist』 (限定再プレス)

レア盤『Alizes』も限定再プレスされたフランスのピアノ名手フィリップ・ドゥシュマン率いるトリオ、その8年間の軌跡を凝縮したコンピレーションが限定復刻!1990年〜98年に渡って録音された中から厳選。トリオ・フォーマットにこだわったドゥシュマンならではのリリカルでソウルフルな名演ばかり!

Philippe Duchemin (p)
Patricia Lebeugle (b)
Jean-Pierre Souchu (ds)
Jean-Pierre Derouard (ds on M2,10)
1990〜98年録音



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