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2011年8月4日 (木)

祝EW&Fデビュー40周年〜カリンバ名作コレクションと銘打ち、日本独自企画としてアース・ウィンド＆ファイアーのオールタイム・ベスト『All Time Best Of Ew & F ・太陽の祝祭』が発売されました。 それに伴い、カリンバ・プロダクションの名盤が8タイトル同時リイシュー。

ラインナップは下記の通り。


そこで、担当者の目を引いたのは、最後のD.J.ロジャースなのです！
D.J.ロジャース･･･ 本名DeWayne Julius Rogers。 ゴスペル出身のシンガーで1973年にセルフ・タイトル・アルバム『D.J. Roegers』（名手David T. Walkerが 参加）をレオン・ラッセルのレーベルShelter Recordingから発表。 その後、RCA Victorから3枚出しております。

そんな実力派シンガー、D.J.ロジャースのジャケの如くダイナミックな歌唱力が堪能できる のがこの1978年にColumbiaから発表した『Love Brought Me Back』。

後にガラージュ･クラシックとしてラリー・レヴァンらにプレイされたタイトル曲、 ホーンと大らかなロジャースの歌声が 絡み合い高みへといざなってくれる「Joy From You」、 美しすぎるバラード「When Love Is Gone」、 スティーヴィー風な爽快なミディアム・アップ「All My Love」、 ゴスペリッシュに締めくくる「Changed」など収録。

1994年に一度CD化されていましたが、今回、久々に再発！ EW&Fのメンバーこそ参加していないものの、随所で聴けるフェニックス・ホーンズばりのホーン・アレンジや、ジェリー・ピーターズによるストリングスなど、EW&Fからの影響も感じさせる仕上がり。他にも、ジェイムス・ギャドソン(ds)、ケニ・バーク(b)ら周辺ミュージシャンが参加。

そういや彼の息子、DJ Rogers Jr.はR&Bシンガーとしてサントラ『Above The Rim』の「Doggie Style」を歌い、その後 アルバム『Emosoul』を発表するはずでしたが、そのままお蔵入り。今、どうしてるんでしょうね･･･。

何はともあれ祝・再発！祝・EW&F40周年！ これを機会にカリンバ・プロダクションをより深く知るのも手ですよ。

カリンバ・プロダクション
〜EW&Fのリーダー、モーリス・ホワイトが76年に設立。そこでモ−リスは数多くのアーティストを精力的にプロデュースしてきた。

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