上場企業のうち、年間1億円以上の役員報酬を受けた役員氏名および金額を、有価証券報告書に記載するよう義務づけられて2年目。昨年同様、今年の高額報酬の開示結果にも、またゾロ羨望の声が渦巻いた。トップは日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼CEOの9億8200万円、大赤字にもかかわらずの2位がソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長の8億8200万円、3位が大東建託の多田勝美前会長の8億2300万円と続く。だが、公開されて