バイヤー激押し!! HOT PICKS

　破天荒でパーティーノリでユルくて、でもガッチリとグルーヴに腰がうねる。大阪発のファンクバンド「AWAYOKUBA」が、実にファンキーだ。ただ無鉄砲に騒いで、ワイワイやられるだけじゃ、僕の腰はうねりません。しかし彼らのグルーヴは訳が違う。

　メンバー全員の見事な演奏力を、ただストイックに披露するのではなく、しっかりとパーティーに昇華させていく所が、むしろアーティストとしてはストイックだと思う。そしてそんなバンドが必ずと言って良いほど持ち合わせている即興性も備わっており、ついつい「あーそういうバンドをフェスで観たいなー」なーんて言ってたら、今年のフジロックに出演してるじゃないですか！もし観れなかった人も、観れた人も、これを聴いてこのAWAYOKUBAパーティーに参加して欲しい。そんな一枚。

　「夜は頭が普段と違うように、ミステリアスに働くの」と彼女は言う。深夜2時から朝7時までのサウンドスケープ。LAビートシーンの紅一点、ジェニファー・リーことトキモンスタの放つ音世界はまさにそういうことだ。

　ディープで可憐。美しい…。まさに彼女自身の佇まいを現したかのような音世界が、ビートシーン最前線のBRAINFEEDERからリリースされるというのも不思議なようで、しかし妙に納得する話でもある。

　これはそもそも限定で今年の5月に12”シングルとしてリリースされていたものだが、あまりの評判につき、このたび日本のみ特別にC Dパッケージ化。ディスさんナイスです。そしてそんな音を発信するBRAINFEEDERの動向は今後も要チェック！