中国高速鉄道事故は、中国でこれまで地下のマグマのようにたまっていた歪が一挙に噴き出し、中国を変化させる転換点になってくるのではないかと感じています。まずは情報統制ができなくなってきていることです。事故の様子、さらに遺族が抗議する姿はネットに流れ、政府の事故対応、また安全をないがしろにした高速鉄道拡張政策への不信感や批判の声が広がっていきました。そして、重要なのは政府の統制が効かない世論が形成された