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強調するブラジル監督「それほどひどい試合をしたわけではない」

[ 2011年7月11日 07:46 ]

<ブラジル・パラグアイ>同点ゴールを決め喜ぶフレッジ(左)

南米選手権1次リーグB組 ブラジル2―2パラグアイ

(7月9日)
 南米選手権1次リーグB組の2試合が9日に行われ、ブラジルはパラグアイと2―2で引き分けた。これで2戦連続のドロー。地元開催となる14年W杯に向け、19歳のFWネイマールと21歳のガンソをチームの軸に据えた過渡期のチーム。W杯後に就任したマノ・メネーゼス監督は「ファンは我慢強くあってほしい。それほどひどい試合をしたわけではない」と訴えた。

 FWロビーニョに代わって先発したMFジャジソンら控えが結果を出した一方、FWアレシャンドレ・パトやDFダニエウ・アウベスら主力にミスが目立った。1916年に始まった大会でブラジル、アルゼンチン、ウルグアイの3強が開幕2戦でそろって白星を逃したのは初。波乱続きの大会で、強化と結果の二兎(にと)を追う王国が目的を達成できるか。敗退危機の可能性まで出てきた中、綱渡りが続く。

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2011年7月11日のニュース