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プロ野球事務総長「八百長?野球では不可能」 選手教育強化へ

プロ野球事務総長「八百長?野球では不可能」 選手教育強化へ

Posted June. 01, 2011 04:28,   

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韓国プロ野球委員会(KBO)のイ・サンイル事務総長(写真)は、プロ野球では八百長は不可能だと言い切った。他のスポーツでも八百長があり得るという話が持ち上がっていることについて、「野球の仕組みを全くしらないからだ」と返した。

●1、2人の買収では勝敗操縦できぬ

野球は数多くの影響要因がある。投手や打者の一人や二人を買収して勝敗を変えることは困難だ。仮にも投手がわざと異常な投球をする場合、コーチ陣と専門家たちにひと目で気づかれるからだという。

にもかかわらず、KBOは今回の八百長事件の推移に注目している。08年に日本プロ野球選手が違法サイトで賭博をしていた事件が起きたからだ。

イ総長は「違法賭博問題は、すでに予防注射を打ってもらった。しかし、いつでも再発する可能性はある」と話した。KBOは、再発防止のために09年、野球規約に「違法賭博をすれば永久除名する」という条項を追加した。

KBOは今月7日に8球団の団長会議を開き、選手団に八百長と違法賭博に対する注意を喚起させる予定だ。イ総長は「事件が起きたときは遅い。事前教育を徹底して違法行為を防ぐ」と話した。

●再発防止で教育強化

プロ野球は、国内最高人気のスポーツだ。仮にでも八百長や違法賭博行為が発覚した場合は致命的な結果を招く。野球に対する信頼は地に落ちる。660万の観客動員という目標も実現不可能になる。イ総長は「サッカーは今回の八百長事件で、人気の取り戻すまでには相当時間がかかるだろう。野球も今回の事件を反面教師にすべきだ」と語った。



beetlez@donga.com