中日4点快勝2位浮上!落合監督も絶賛 野本好捕で乗った!

[ 2011年5月26日 19:48 ]

3回日本ハム2死二塁、糸井の右中間への飛球を好捕する中日・野本

交流戦 中日4-0日本ハム

(5月26日 ナゴヤD)
 前夜、日本ハムのダルビッシュに完封されて敗れた中日が、幸先よく先制した。1回2死無走者から森野がストレートの四球で歩くと、和田、ブランコが連打で続いて1点が入った。

 2死一、三塁で日本ハム先発のケッペルから左前適時打を放ったブランコは「悔しい負け方をしたきのうを、引きずらないことが大事。集中して打席に入り、うまくボールをとらえることができた」と胸を張った。

 3回2死二塁のピンチでは、糸井の右中間を破るかと思われた打球を、右翼の野本が飛び付いて好捕した。落合監督が「流れをつくったのは野本のダイビング。あれが全て」と振り返ったプレーに乗せられ、その裏には森野の二塁打に続いて和田に2ランが出てリードを広げた。

 その裏には和田がバックスクリーンは4号2ランで加点。5回にも代わった谷元、3番手・石井の乱調に常時2死満塁とし、藤井が右前適時打で加点した。和田は「昨日はネルソンが2点に抑えてくれたのに、ふがいなかった。森野と自分で打線を引っ張っていかないといけない。ずっと中軸が機能していなかったので、きょうはよかった」。お立ち台で、大歓声のファンとともに留飲を下げた。

 投げてはチェンが8回まで無失点と好投を続け、9回は岩瀬が登板。2死ニ、三塁のピンチも無失点で切り抜けた。チェンは三塁を踏ませず、8回3安打無失点で2勝目。中日は2位に浮上した。

 ▽野本(三回に右中間の当たりをダイビングで好捕)「1―0だったので思い切っていった。追いながら捕れると思った」

 ▽藤井(今季初を含む2安打1打点)「何とか後ろにつなげようと思って打席に入ったのが良かった。うれしい」

続きを表示

この記事のフォト

2011年5月26日のニュース