おめでとう! 東京工業大学130周年!

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    おめでとう! 東京工業大学130周年!

    おめでとうございます!

    東京工業大学は、東京職工学校として1881年5月26日、今日からちょうど130年前に設立されました。「東京工業大学」という現在の名前がついたのは1929年のこと。

    100年以上も技術の最先端を走り続ける学生達。日常生活で当たり前に使っているものも実は、そんな走り続ける学生達の技術なしでは生まれてこなかったものばかり。どんな技術があるのでしょう? 東工大サイトにある「1分で感じる東工大の研究成果」という実に素敵なコンテンツを通して感じてみましょう!

    【フェライト】

    磁気記憶を可能にする磁性素材の開発。SuicaやPasmoに使われています。

    【歯車】

    歯車の理想の形を提案。歯車という小さなもので大きく貢献。研究成果で「歯車!」と言う、なんともスケールの大きさを感じます。

    【テレビ】

    ブラウン管式テレビの発明者、テレビの父と呼ばれる高柳健次郎氏は東工大の卒業生! 1921年卒業です。

    【ノーベル賞受賞! 導電性プラスチック】

    プラスチックは電気を通さないという常識を覆した世紀の大発見! 生活の中では、ATMのタッチパネル等に使用されています。2000年にノーベル化学賞を受賞した白川英樹氏は1961年卒業生。

    【光ファイバー通信】

    光通信のための基盤技術(動的単一モードレーザー)を開発。光通信技術の第一人者である末松安晴氏は1955年卒業生であり、後に東工大学長も務めました。

    【ビタミン B2】

    ビタミンB2を人工的に初めて作る事に成功し、工業生産が可能になりました。この功績が現在の生命理工学部のルーツとなっています。

    【ナノファイバー】

    ナノファイバーを作る高速大型電界紡糸法装置は東工大で作られました。花粉症の時期に使うマスク、ナノファイバーの技術が使われています。

    こうして見ると日常生活の中には東工大の技術だらけ。ほぼ毎日何らかの形でお世話になっています。1分間と言わずもっと研究成果を感じていたいですね。

    その他にも、アートの分野では例えば、人間国宝の陶芸家浜田庄司氏が1916年の卒業生でした。ラジオの神様と呼ばれた和田精氏(1915年卒業生)、映画雑誌キネマ旬報の創刊者田中三郎氏(1920年卒業生)、任天堂の現代表取締役岩田聡氏(2001年卒業生)...あげていけばきりがない数の人々が東工大を学び舎として過ごしたのです。

    ロボコン発祥の地であり、シーラカンスを所持する世界で唯一の機関であり、1922年にアインシュタインが訪れたこともある東工大。歴史の長さとその業績で東工大の魅力は底知れず!

    マサチューセッツ工科大も今年で150周年ですが、東工大も負けず劣らずテック有名人だらけ。そしてこれからもこの有名人の数は増え続けていくのです。

    東京工業大学、130周年、おめでとうございます!

    [東京工業大学130周年記念サイト東京工業大学]

    そうこ