令和のレコード復活に、縦型の渋いプレーヤーはいかが? #CES2024

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令和のレコード復活に、縦型の渋いプレーヤーはいかが? #CES2024
Image: Jorge Jimenez, Artem Golub

これ飾っておきたい!

ラスベガスで開催されている家電見本市「CES 2024」、今年は、まさかのレコードプレイヤーの復活が話題になってます。JBLからは、Bluetooth接続が光るターンテーブルも展示されていました。

そしてFuse Audioからも目を引くモデルがお披露目されていますよ。

縦型が渋すぎる

Fuse Audioの新モデルは、まだネーミングすら決まっていない最新バージョン。

ウッディな30Wスピーカーも2個セットの仕様です。Bluetooth接続が、当然ながらサポートされていますけど、RCA端子ケーブル接続して、より音質にもこだわっているそう。あとなにげにうれしい、3.5mmヘッドホンジャックが標準装備されています。

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Image: Jorge Jimenez, Artem Golub

こうして横から見ても、レコード縦にセットして再生するスタイルは、とってもクール。3つの再生スピードが用意されています。もちろん、流す音楽にもこだわりたいんですけど、とにかく回しておくだけで、インテリアとして抜群のインパクトがありますよね~。

お手頃価格となるか?

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同社の「Vert」

CES 2024への展示を急いだのか、そもそもモデル名や販売価格などの基本情報が、まだゼロという新モデル。すでにFuse Audioは、縦型のレコードプレイヤーとなる「Vert」「Rec」「Wrap」3モデルを発売済み。ただいずれも5Wのスピーカーがセットされてきました。また標準のレコード針は「Fuse Ceramic Needle」という自社ブランドです。

ところが、今回の新モデルには、標準でハイグレードな「Audio Technica AT3600L Needle」のレコード針を採用。スピーカーの音質もアップし、ただ縦置きというデザイン性だけでない、クオリティ面での意気込みが感じられます。

従来の3モデルは、いずれも日本円にして3万円前後となる200ドル価格設定となっていました。これくらいのレンジで新モデルを発売できれば、レコード復活デビューしたい人の心をつかむ製品となりそうですね。