Танк немецкого производства Леопард-2 - Sputnik 日本, 1920
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
2022年2月にロシアが特別軍事作戦を開始して以来、 米国などの西側諸国はウクライナへ重装備の供与をはじめ、積極的な軍事支援を行っている。特に、ウクライナはすでに対戦車ミサイル「ジャベリン」、携帯式防空ミサイルシステム「スティンガー」、戦車「レオパルト」、「M1エイブラムス」、「チャレンジャー」、防空システム「パトリオット」、多連装ロケット砲「ハイマース」、巡航ミサイル「ストームシャドウ」などの兵器を受領している。スプートニクはウクライナへの兵器供与を注視し、その特徴や戦場での能力をまとめた。

英国防省、人体に有害なアスベストを含む戦車「チャレンジャー2」を宇に引き渡した可能性があることを認める

© AFP 2023 / Jaap Arriens英国の主力戦車「チャレンジャー2」
英国の主力戦車「チャレンジャー2」 - Sputnik 日本, 1920, 23.09.2023
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英国防省は、同国の主力戦車「チャレンジャー2」を含む英軍の装甲車両2000両以上に人体に有害なアスベスト(石綿)を含有した物質が含まれていることを認めた。同省は、これらの車両がウクライナに対する軍事支援パッケージに加わった可能性があることを否定していない。英紙タイムズが報じた。
同紙によると、装甲車両2699両からアスベスト含有物質が検出された。そこには戦車「チャレンジャー」324両、装甲兵員輸送車「ブルドッグ」765両、装甲戦闘車「ウォーリア」540両が含まれているという。
英国防省は、現在アスベストを早急に除去する計画が実行されていると発表した。これらの車両の大部分は「すでに使用されていない」または「アスベスト含有物質は除去済み」だという。
同省はまた、アスベスト含有物質の存在そのものが健康リスクを引き起こすのではないとし、法定基準を超えるアスベストを含有した車両を操縦できるのは専門家だけだと付け加えた。
チャレンジャー2 - Sputnik 日本, 1920, 06.09.2023
西側諸国によるウクライナへの兵器供与
【視点】「無敵」の英国戦車チャレンジャー2が初の実戦に参加し、破壊される
英国は今年、ウクライナへの「チャレンジャー2」の引き渡しを開始した。また英国は軍事支援として装甲兵員輸送車「ブルドッグ」やその他の装備品もウクライナ軍に供与している。
英国防省は、ウクライナに引き渡した装備品にアスベストを含有した物質が含まれている可能性があることを否定していない。
これより先、その維持・改修が経済的に見合わないとして、英国防省が過去に「チャレンジャー2」43両を廃棄処分していたことがわかった。

アスベスト(石綿)は、天然の繊維状鉱物の総称。アスベスト粉塵は発がん性物質で、肺に侵入すると喉頭がんなどのさまざまな病気を引き起こすおそれがある。タイムズによると、アスベストは20世紀全般にわたって兵器の製造に使用された。

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