コロナ5類移行…「今年こそ楽しんで」 県内各地で海開き 「夏休みは毎日入りたい」「思ったより冷たくて気持ちいい」

 2023/07/11 11:48
大はしゃぎで海遊びを楽しむ児童=鹿児島市吉野町の磯海水浴場
大はしゃぎで海遊びを楽しむ児童=鹿児島市吉野町の磯海水浴場
 鹿児島市吉野町の磯海水浴場が10日、海開きした。強い日差しの下、同市清水、大龍の両小学校の5年生142人が初泳ぎを楽しんだ。開場は8月31日まで。午前10時~午後6時。

 子どもたちは準備体操を終え、笛の合図があるとわれ先にと海へ飛び出した。波打ち際で大はしゃぎで、水をかけ合ったり、15メートルほど先まで全力で泳いだり。思い思いに海遊びを満喫した。

 清水小の日高湊良(そら)君は「小さな魚が見られてうれしかった。夏休みは毎日海に入りたいくらい」。大龍小の加地ななみさんは「この日を心待ちにしていた。海は思ったより冷たくて気持ちいい」と笑顔を輝かせた。

 同市喜入生見町の生見海水浴場と、桜島横山町のレインボービーチは21日にオープンする。

◇志布志市志布志のダグリ岬も

 鹿児島県志布志市志布志町夏井のダグリ岬海水浴場で8日、海開きがあった。梅雨の晴れ間に、浮輪を手にした水着姿の子どもたちが次々と海へ飛び込んだ。

 海水浴場の指定管理者、谷口製作所(同市)や下平晴行市長らが神事でシーズン中の安全を祈願。同製作所の谷口博盛社長(57)は「近年新型コロナウイルスの影響を受けてきた。今年こそ安全第一で多くの人に海を楽しんでほしい」と語った。

 同市の若草おおぞらこども園の東龍希ちゃん(5)は「水が冷たくて気持ちいい」と笑顔。海水浴場は8月末まで、隣接するダグリ岬遊園地の海水プールは7月21日から。