サンフランシスコ国際空港、滑走路1本を8週間閉鎖

サンフランシスコ国際空港は、1L滑走路を再舗装のために8週間閉鎖する。

3月27日から作業を開始し、遅くとも5月25日には運用を再開する見通し。この期間は28Lと28Rの2本の滑走路を使用して運航を行う。工事区域に隣接する滑走路は離着陸には用いず、追加誘導路として使用する。

運用する2本の滑走路は、晴天で風の強い日に主に使用している。このため、晴天時には遅延は発生しないものの、霧の朝には1時間以内の遅延が発生することを予想している。

夏や年末といった繁忙期を避けることや、アスファルトの舗装には乾燥した天候が求められるため、この期間を選択した。隣接する誘導路の改善や照明の改良なども実施する計画で、総事業費は5,100万米ドル。このうち2,790万米ドルはアメリカ連邦航空局(FAA)から資金が提供される。