対中国の水際対策、マカオからの入国者も対象に 陰性証明と全員検査求める

検疫

政府は1月12日から、マカオから入国者に対する水際対策を強化すると発表した。

政府は2022年12月30日から、中国本土からの入国者に対する水際対策を見直し、入国時検査や陰性証明の提出などを求めているが、香港・マカオは対象外としていた。

1月12日午前0時以降、マカオから直行旅客便で入国する人に対して、現地出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書の提出を求めるとともに、入国時検査を全員に実施する。

政府は当初、香港・マカオからの旅客便の受け入れを東京/羽田・東京/成田・名古屋/中部・大阪/関西の4空港に制限すると発表していたものの、乗客が中国本土に7日以内の渡航歴がないことを条件に、他空港への運航も認めている。ただし、検疫体制等を踏まえ、一定以上の増便を行わないよう航空会社に求めている。