鍵盤ハーモニカ「メロディオン」初号機あった!…メーカーが寄贈呼びかけ見つかる

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 教育楽器メーカー「鈴木楽器製作所」(浜松市中区)は、社内に保管品がないとして寄贈を呼びかけていた 鍵盤けんばん ハーモニカ「メロディオン」初号機が、子会社で見つかったと発表した。来年の創業70周年に合わせて本社で展示する。

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鈴木楽器製作所の子会社で見つかったメロディオン初号機
鈴木楽器製作所の子会社で見つかったメロディオン初号機

 見つかったのは、同社が1961年から製造していたメロディオン「スーパー34」。10月下旬、子会社で楽器部品製造「ユニバース精機」(静岡県磐田市)で見つかったと連絡があったという。出ない音があるものの、保存状態はよく、ケースも残されていた。

 ユニバース精機の元社員(74)が、20年ほど前に会社に寄贈したもので、元社員の父親が鈴木楽器製作所の創業者からもらったものという。

 同社は、販売ルートなどで保管されているものがないかを確認の上で寄贈を呼びかけていた。同社担当者は「部品製造子会社にあるとは想定していなかった。大変申し訳なく、協力していただいた方に感謝します」としている。

 呼びかけを受けて、初号機ではない60~70年代のメロディオン7台が寄せられたといい、同社は初号機と一緒に本社で展示する。

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3599951 0 音楽 2022/12/08 08:48:00 2022/12/08 16:28:50 2022/12/08 16:28:50 https://www.yomiuri.co.jp/media/2022/12/20221207-OYT1I50223-T.jpg?type=thumbnail

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