絶滅危惧種・シロテテナガザルの赤ちゃん 元気に育ってね 伊豆シャボテン動物公園で誕生

2022年10月7日 07時08分

飼育員に育てられているシロテテナガザルの赤ちゃん=伊東市の伊豆シャボテン動物公園で(同園提供)

 静岡県伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園は四日、園内で飼育し、絶滅危惧種に指定されているシロテテナガザルに赤ちゃんが生まれたと発表した。
 シロテテナガザルは東南アジアの熱帯雨林に分布。園では一昨年から二匹生まれていて、親のシロテテナガザルと合わせて、これで五匹目となった。
 今回生まれたシロテテナガザルは座った時の身長を表す頭胴長が二〇センチで、体重は三七八グラム。成長すると五〇〜六〇センチ、八〜九キロほどになる。現在は飼育員がえさを与えて保育器の中で飼育されている。お披露目は未定となっている。
 担当者は「飼育員のもとで元気にすくすくと育っている」と声を弾ませた。(向川原悠吾)

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