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EU、10月後半に財政規則変更案を提示 個別の債務削減案が焦点
2022年09月12日(月)09時47分
9月10日、欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は、EUの財政規則変更案を来月後半に提示すると表明した。ブリュッセルで6月22日撮影(2022年 ロイター/Yves Herman)
[プラハ 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は10日、EUの財政規則変更案を来月後半に提示すると表明した。各国に個別の債務削減案を示す可能性があるという。
EU財務相会合後の記者会見で、規則の主な目的は公的債務を持続可能なものにすることに変わりはないと説明。「このためには財政調整、改革、そして投資が必要だ」と述べ、改革の過程で政府投資に一定の重きが置かれる可能性を示唆した。
その上で「これら3つの要素を組み合わせて、現実的かつ段階的、持続的な公的債務比率の削減を達成する必要がある」と述べた。
EUのルールでは、公的債務残高は国内総生産(GDP)の60%以下、政府の赤字はGDPの3%以下でなければならないとされている。
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