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 パソコンのお買い得品を見つけるワザを紹介しよう。ポイントは、メーカーが運営する直販サイトを賢く使うことだ。直販モデルは、店頭モデルと名称が若干違うだけで、外観はほぼ同じ。そのうえ、基本仕様を自分で選択できたり、直販ならではの割引があったりと、得する面が多い(図1)。

仕様が選べ、割引も狙える直販モデル
仕様が選べ、割引も狙える直販モデル
図1 国内ブランドのパソコンを購入する場合は、メーカー直販のサイトも視野に入れたい。直販モデルは、製品名が少し違うが、基本的には店頭モデルと同等。そのうえで仕様を一部変更できたり、クーポンなどの割引があったり、保証が手厚かったりといったメリットがある
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 特に割引は大注目だ。まずクーポンだが、こちらは誰でも使えるものではなく、会員になることで割引率がアップする(図2)。会員といっても、無料で登録できるのでならないのは損だ。実際、富士通の「WEB MART」では、登録するだけで最大の割引率が4%も上がった。

無料会員になれば割引率がアップ
無料会員になれば割引率がアップ
図2 直販サイトでは、割引クーポンを提供しているところが多い。誰でもクーポンは利用できるが、無料会員になるだけで割引率がさらに数%上がる(画面は富士通の例)
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 メーカーによっては付属ソフトやサポートを省いたり、シニア向けの割引があったりと、さまざまな割引策があるので活用しよう(図3図4)。

付属ソフトやサポートなしで割引も
付属ソフトやサポートなしで割引も
図3 仕様をカスタマイズできる機能を使うと、NECではメーカー提供のソフトを省いたり、富士通では電話サポートを有料にしたりすることでさらなる値引きが可能になる
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シニア割を用意するメーカーも
シニア割を用意するメーカーも
図4 直販メーカー大手のデルでは、60歳以上を対象に「シニア割」を提供。専用窓口から申し込み、対象であることを示すと、通常のクーポンに上乗せして割引を受けられる
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