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日本のアニメ総合データベース「アニメ大全」、'22年3月一般公開へ

「アニメ大全」の作品登録状況

一般社団法人日本動画協会は、「アニメ NEXT_100」プロジェクトにより2015年から推進している日本のアニメ100周年記念企画の成果として、今年の10月22日「アニメの日」に、日本のアニメ作品総合データベース「アニメ大全」を関係者に向けて試験的に公開する。一般公開は2022年3月の予定。

この「アニメ大全」は、2021年9月16日現在、登録アニメ作品(タイトル)数14,249件の基本情報を網羅するもので、「日本のアニメに関する世界最大規模のデータベース」だという。

様々な詳細情報や各話数177,474件について、調査と構築を継続しており、現在に至る。作品名検索に加え、年代検索/五十音(あいうえお)検索/キーワード検索なども可能で、「研究はもとより、ビジネス活用、クリエイティブ、ファンによる情報収集などアニメ大全の情報を共有することから生まれる可能性は、これからの日本のアニメのチカラへとつながる」としている。

今回の試験的公開は一般公開に先立つもので、データ精査および機能・動作確認など、日本動画協会会員社となるアニメ制作関連各社、および著作権者、有識者を対象としており、試験的公開を通じた改修・更新をステップとし、2022年3月に一般公開する予定。

アニメ NEXT_100プロジェクトでは、10月22日の「アニメの日」から11月4日までAmazonで開催される「Amazon アニメフェア 2021」の公式サイトと、アニメ NEXT_100のサイト上で相互プロジェクトを紹介。協力して「アニメの日」の浸透を図っていく。

アニメ NEXT_100プロジェクト