先日、出演をさせて頂いた
新橋日曜劇場のライブでは
細川たかしさんの「矢切の渡し」を
カバーさせて頂きました
実はこの楽曲を歌うことが決まり
本番に向けて練習をしていると
どんどん世界に引き込まれていき
「実際に一度見てから歌いたい！」と
急に思い立って行ってきたんです
もちろん当時の町並みとは違い
近くには高いビルがたくさん建ち
景色も全く変わっていると思いますが
舟に乗り、揺られながら川を渡ると
自然とメロディーが頭の中で流れ
駆け落ちした男女の姿が浮かんできて
もの凄く考えるところがありました。
そして、他にも新曲「花の命」と
「秋桜」も歌わせて頂いたのですが
これまた「矢切の渡し」の近くに
“秋桜の花”が、たくさん咲いていて！
“淡紅の秋桜が秋の日の
何気ない陽溜りに揺れている”
まさしくそのままで感動しました
以前「みだれ髪」の塩屋埼に
行った時にも同じように感じましたが
実際その地に訪れたり、見たりすると
不思議なパワーがあるというか…
新橋日曜劇場のライブ演出に
山口百恵さんの最後のステージも
構成された、宮下康仁先生からは
「ちゃんと自分の歌にしてた」と
大変身に余るお言葉もかけて頂き
本当に有り難く嬉しかったです。
これからもしっかりと一曲一曲に
向き合い、精進して参ります。
今回も、行ってみて良かったですし
また違った歌の勉強になりました
門松みゆき
