今や彼の出演映画は数えきれないほどの本数となり、さらには自宅のジムからは常にSNSで発信し続ける、まさに「ハリウッド随一のハードワーカー」として知られるまでになったドウェイン・ジョンソン

コロナ禍で予定通りにいかなくなった映画撮影などの影響で、思いがけない休暇も舞い込むカタチになっていたようですが、そんなことくらいで怠けてしまうロックさまではありません。次作となる映画『ブラック・アダム(Black Adam)』の役づくりのため、さらなる筋肉増強に励んでいたのです。

これはxの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

ところがそんなロックさまでもときどき、トレーニングをサボりたくなることがあるのをご存じでしょうか?

「皆さんと同様に、私自身も人生という名のトレッドミルの上で、忙(せわ)しなく走り続けているわけですが、ただしそのマシンには、“ストップボタン”はありません」と、彼は最近のインスタグラムの投稿で前置きしつつ、自分のモチベーション維持について次のように語っていました。

「とにかく、前へ前へ、前へと進み続けるしかない。赤ちゃんがいるので子守りもしなければならない。請求書の処理からも逃げられない。通うべき学校もあれば、すべき仕事もあるわけで、人付き合いだって大切にしなければならないし。とにかく、ずっと休む暇などないほど、日常には疲れ果ててしまうようなことがたくさんある。そんなわけで実は僕だって、夜遅くにトレーニングウェアに着替え、靴ひもを結びながら『今日はキツイなぁ~ひと晩くらい休んだって問題ないか!? 誰にもバレないだろうしな。どうせ、みんなもう寝ているに違いないし、明日に回せばいいか?』なんて思うことだってあるんだ」と、われわれと同じような弱気の瞬間を教えてくれたのちに…。

◇ロック流「折れないメンタルのつくり方」

そんな気分に襲われてしまったら、自らを奮い立たせて弱気に打ち勝つためにはどうすればいいのか? ロックさまはその秘訣について、このように明かしてくれました。

「何をやってもうまくいかず、まだ何者でもなかった過去の自分を思い浮かべるんだ。そうすれば尻に火がついて、自分を奮い立たせることができる。財布に7ドルしか入っていなかったころのことをね。そんな時代の自分を思い起こすことで、自分が今の立ち位置にまでに至るまで、どれほどの努力が必要だったかを再確認するんだ」。

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「それでもダメだという場合には、他の方法で気合を入れることもあるよ」と、彼は言います。

「それでも、やる気が出ないときもあるよ。そんなときは、こう自問自答するのさ。『お前はそんなに意気地なしだったのか?』ってね。そして、『自分のスゴさは知ってるよな? お前の実力はその程度のもんじゃないだろう?』という具合に、自分自身に対して激しく詰問(きつもん)する感じにね。すると、『俺はまだまだやれる』って思えるはずさ。結局はすべて、自分次第だってことが再確認できる。それも、自分の力を信じているのであればだけどね。そう、あとはちゃんと行動して、それを証明するだけさ!」。

Source / Men’s Health US
Translation / Kazuki Kimura
※この翻訳は抄訳です。