映画界のレジェンドの“イケメン史”を、ギャラリーで振り返りましょう。
2021年7月13日に79歳となり、日本で言う「八十寿(やそじゅ)」(また、その漢字「八十」を縦書きにしたときの文字の並びから『傘寿』とも言う)を前に、いまだ現役! ハリウッドでキャリアもおよそ60年余りを誇り、今や誰もが知るトップスターであるハリソン・フォード…。現在も、2022年7月29日に全米公開の予定となっている『インディ・ジョーンズ5(仮題)』の撮影も進行している最中です。
そんなハリソンフォードは1942年にシカゴで生まれ、1960年代後半から1970年代初頭は声優や端役のみという苦しい日々を過ごしました。ブレイクのきっかけとなったジョージ・ルーカス監督作『アメリカン・グラフィティ』(1973)に出演するまでは、大工の仕事で家計を支えていたそうです。
そう、彼のキャリアはルーカス監督との出会いで一変したのです。その後「スター・ウォーズ」シリーズのハン・ソロ役や、「インディ・ジョーンズ」シリーズではタイトルロールを演じ、世界的に大ヒットとなります。さらに『ブレードランナー』や『今そこにある危機』、『エアフォース・ワン』、『逃亡者』などなど数々の話題作に出演し、その名を轟かせてきました。
2週にわたる『インディ・ジョーンズ』シリーズのTV放送に合わせてシリーズ最新作を楽しみにしながら、彼の約半世紀に及ぶ歴史を写真で振り返ってみましょう。
Photos / Getty ImagesSource / ESQUIRE USTranslation / Ai Ono※この翻訳は抄訳です。
ジョージ・ルーカス監督にとって、最初のヒット作品となった青春映画『アメリカン・グラフィティ』。この作品でボブ・ファルファ役として出演し、プチブレイクを果たします。
マーク・ハミル(ルーク・スカイウォーカー役)やキャリー・フィッシャー(レイア役)らと共に、映画史に残るSF金字塔『スター・ウォーズ』に出演しました。
ニューヨークにて、最初の妻メアリー・マーカットと一緒にいるところをパパラッチされた1枚。ちなみに、後ろにいるのはジョージ・ルーカスと当時の妻マーシア・グリフィンです。
「スター・ウォーズ」シリーズ第2作の記者会見にて、共演したキャリー・フィッシャーと。2人は不倫関係にあったことも後に暴露され、大きな話題になりました。
LAにある自宅で写真撮影中。リラックスした表情で庭のバスタブに浸かる姿は、まさに水も滴るイイ男。
こちらも写真撮影中のひとコマ。自宅近くをゆっくり散歩する姿には、すでに堂々としたスターのオーラが漂います。
映画『ブレードランナー』では主役リック・デッカード役を演じ、カルトな人気を獲得しました。
LAにて、2番目の妻メリッサ・マシスンと。
ブレイク前、家計を支えるためにしていた大工のスキルを披露中。
映画『ワーキング・ガール』のLAプレミアにて。英語教師のようなプレッピーなファッションもよくお似合いです。
時代を感じさせるステートメントサングラスをかけ、ワーナー・ブラザースで行われたイベントに参加。隣にいるのは、妻のメリッサ。
『逃亡者』のLAプレミアにて、共演者のセーラ・ウォードと共にレッドカーペットに登場。
スピルバーグ監督、映画プロデューサーのキャスリーン・ケネディと並んでポーズ。
『麗しのサブリナ』(1954)のハリウッドリメイク『サブリナ』のプレミアには、口ヒゲを生やしたダンディな姿で登場しました。
目がチカチカしそうなドット柄のシャツが印象的。
アメリカン・フィルム・インスティテュートから、生涯功労賞を授与されて誇らしげです。
彼が飛ばすことができるのは、『スター・ウォーズ』のミレニアム・ファルコンだけはありません。
このときはパイロットとして自家用ヘリを操縦し、ワイオミング州で行方不明になっていた少年の救助に参加しました。
ゴールデン・グローブ賞の授賞式では、『デビル』(1997)で共演したブラッド・ピットとリラックスして語らう場面をパシャリ。
映画『K-19』のプレミアにて。この年に出会った、当時の恋人で現在の妻であるキャリスタ・フロックハートを伴い、レッドカーペットに現れました。
MTVムービー・アワードにプレゼンターとして登壇した際は、『ハリウッド的殺人事件』で相棒を演じたジョシュ・ハートネットと仲良くじゃれ合うシーンも。
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