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特集・コラム 2021年7月20日(火)19:00

【週末アニメ映画ランキング】「竜とそばかすの姫」が「バケモノの子」を上回る好スタート

(C)2021 スタジオ地図

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7月17日~18日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。この夏の本命の一本、細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」が大ヒットスタートを切った。同作は、「時をかける少女」「サマーウォーズ」などの細田監督が、超巨大インターネット空間の仮想世界を舞台に、少女の成長を描いたオリジナル長編アニメ。7月16日より全国416スクリーンで公開され、土日2日間で動員45万9000人、興収6億8000万円を稼いだ。
 これは2018年7月に公開され、最終興収28億8000万円を記録した細田監督の前作「未来のミライ」の興収比170%の成績。公開3日間では動員60万6684人、興収8億9166万3200円をあげている。2015年7月に公開され、最終興収58億5000万円を記録した細田監督の「バケモノの子」を上回り、細田監督作品史上、興収No.1となることが期待できる出足。
 客層の男女比は44.5%:55.5%と女性が上回っており、女性層から支持を多く得ている。年齢層は20代が最も多く、次いで40代、僅差で30代、50代と続いており、女性を中心に、カップルや家族も多い。公開を記念して、第3弾ビジュアルも公開され、夏休みにどこまで数字を伸ばすか注目される。

2位は「東京リベンジャーズ」で、前週2位の「ゴジラvsコング」が3位、「ハニーレモンソーダ」は4位をキープし、前週3位の「ブラック・ウィドウ」が5位に続いている。

前週5位の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」は6位で、累計動員は664万人、興収は101億5000万円を突破。7月21日に一部劇場を除き、いよいよ終映となる。アニメ作品のトップ10ランクインは「竜とそばかすの姫」と「シン・エヴァンゲリオン劇場版」のみだが、公開14週目に入った「名探偵コナン 緋色の弾丸」が11位をキープし、累計動員は529万人、興収は74億円を超えた。前週9位の「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」は12位に後退したが、公開38日間の累計動員は91万人、興収は18億5000万円を突破している。

なお、7月22日から「サイダーのように言葉が湧き上がる」「劇場版 Gのレコンギスタ III 宇宙からの遺産」が公開される。

アニメハック編集部

週末アニメ映画ランキング

[筆者紹介]
アニメハック編集部(アニメハックヘンシュウブ)
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竜とそばかすの姫 4

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