国の重文21施設紹介 雫石・小岩井農場にオープン /岩手

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壁の絵に手を近づけるとアニメーションによる施設の紹介が始まる=岩手県雫石町の小岩井農場まきば園で2021年4月21日、日向米華撮影
壁の絵に手を近づけるとアニメーションによる施設の紹介が始まる=岩手県雫石町の小岩井農場まきば園で2021年4月21日、日向米華撮影

 雫石町の小岩井農場まきば園に4月、牛舎や倉庫など国の重要文化財に指定された21の施設を紹介する「小岩井農場重要文化財ギャラリー」がオープンした。農場の歩みや歴史的建造物の機能など、同園の魅力をより詳しく知ることができる。

 小岩井農場は1891年に創業し、一面荒野だった土地を土から改良した。現在の色彩豊かな景色は植林によって生み出されたものだ。また、海外から優良な種牛を多く輸入することで、牛乳やバターなど高品質な乳製品を全国に出荷するようになった。

 農場が近代農業へと発展していく中で利用されてきた21の施設が2017年に重要文化財に指定された。明治末期から昭和初期にかけ、3000ヘクタールの広大な農場に建てられた。

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