『トップガン』のテーマ曲で乗りたい。
透明のドームに包まれ、悪天候でもへっちゃらで、ジェット機のコックピットみたいな電動アシスト4輪自転車｢Podbike Frikar e-bike｣。これはノルウェー生まれの先進的なデザインですが、あくまで自転車なので、ペダルを漕いで前に進み、駐車時はペダルの逆回転で後退もできたりします。
This car-like bicycle has bright indicator lights for safe riding and can even park upright saving space. 🤓Find more at https://t.co/apvIh9nNK2🎥 @thepodbike#engineeringpic.twitter.com/J8lm8ZNvMk
— Interesting Engineering (@IntEngineering) March 21, 2021
お子さんを乗せるスペースもあるよ
電動アシストを使った最高時速は、欧州では25kmで、北米では32kmに設定されます。もし下り坂などで50kmに達すると、自動的にブレーキが作動する安全装置もあって安心。また乗り方によりますが、フル充電で50～80kmの距離を走ります。
子供を乗せられる後部座席は荷物も置けるので、送迎も買い物もバッチ来いなモビリティーなのです。
当然ながら乗用車より小さいので、駐車スペースに複数台が停められる｢Podbike Frikar e-bike｣。キャノピーは、全天候型で空気抵抗も考えられており、レーシングバイクより空力が少なくなっています。
キャノピー開閉に応じて、座席の位置が自動で上下する機能もあるので、乗降が楽になります。
安全に配慮し雪道でもスイスイ
内部はシートベルトもあり、衝突時には衝撃を吸収するだけでなく、ひっくり返らないよう設計されているとのこと。また、オプションで暖房も搭載できるというので、寒い北欧の気候でも快適に移動ができるよう考えられています。
将来的には｢ドライバー・レス・モード｣により、時速6kmでの自律走行が可能になるそうです。現在は、頭金300ユーロ（約3万9000円）を納金すれば予約ができるようになっています。実際の価格は4,995ユーロ（約65万円）程度になり、発売は2022年の予定です。
排気ガスを出さず、駐車場の省スペース化に役立つだけでなく、運動も兼ねてしまうこの乗り物。以前にも｢DryCycle｣という電アシ4輪車や、オランダの公道を走る3輪EV｢LEF｣もありましたし、こういうのが増えるといいですね。
Source: Twitter, YouTube (1, 2, 3) via PODBIKE via STARTUP selfie
