さすが大企業。
スマートフォンファンに大きなショックを与えた、LGによるモバイル事業からの撤退。ただしLGのウェブサイトによれば、7月にスマートフォンの製造を完全に停止した後も、今後3年間にわたってOSアップデートを提供し続ける予定です。これは最近LGのスマートフォンを購入した人や、近い将来安く手に入れようと考えている人にとっては朗報でしょう。
LGは木曜日の声明にて、｢LG Electronics（LG）は現在利用されているすべてのプレミアムLGスマートフォンにたいして、購入した年から最大3回のAndroid OSのアップデートを提供します｣と発表しています。
｢3回のOSアップデート保証は、LGが2019年以降にリリースしたプレミアムスマートフォン（Gシリーズ、Vシリーズ、VELVET、Wing）に適用されます。一方、LG StyloやKシリーズなど一部の2020モデルには2回のOSアップデートが提供されます｣。
韓国を拠点とするLGは、これらの予定は ｢Google（グーグル）の配信スケジュールと、デバイスの性能や互換性などの他の要因｣ に左右されるとも述べています。
興味深いことに、LGはなぜ夏まで一部のスマートフォンを生産し続けるのかもさらに詳しく説明しています。
｢LGはキャリアやパートナーとの契約上の義務を果たすため、第2四半期（4月〜7月）までスマートフォンの製造を継続します。これにより、顧客は現在在庫されているLGのスマートフォンを引き続き購入することができ、一部の端末についてはサービスサポートやセキュリティソフトウェアのアップデートが一定期間提供されます｣とLGは伝えています。
