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倉敷・大原美術館、4カ月半ぶり展示再開 コロナ感染拡大防止対策を徹底

唯一の出入り口となる通用門

唯一の出入り口となる通用門

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 新型コロナウイルス感染拡大防止のため4月11日から臨時休館していた大原美術館(倉敷市中央、TEL 086-422-0005)が8月25日、4カ月半ぶりに開館した。

間隔を空けた鑑賞用の椅子

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 開館したのは本館と工芸・東洋館で、分館は引き続き休館。開館に当たり、感染拡大予防ガイドラインを定めた。敷地内の出入り口を通用門1カ所に限定し、15分置きに10人程度の入館数制限を設ける。入館者の検温、消毒、連絡先の記入、マスク着用などの協力も求め、敷地内の経路は一方通行にする。

 館内では、入館者の滞留を避けるために解説パネルの文字数を減らし、観賞用の椅子は距離を離すだけでなく、消毒に適した素材のものに限定し、ベンチの使用をやめた。

 広報担当の佐々木梢さんは「美術館は、もともと活発に会話をする場所ではなく、展示物にも触れてはいけない環境なので感染リスクは低いが、万全の防止対策を講じてお迎えしたい。分館の作品も本館で見られるので、内容の濃い展示をお楽しみいただけるのでは」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館料は、一般=1,500円、小・中・高生=500円。

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