腰も足もVR世界にログインさせたい僕たちへ。
Oculus QuestなどでVRChatなどのVRコンテンツを楽しんでいると、もうちょっと身体の動きがスムーズになったらなー、と思うことがあります。というのもVRヘッドセット(頭部)と左右のコントローラ(両手)の動きしか反映されないので、下半身のモーションがつたないんですよね。おっさんのアバターを着ていても内股でちょこちょこ歩いていたり、とか。
そこで動きにこだわる方は、HTCのVIVEトラッカーを腰(1つ)や、両つま先(2つ)や、両肘(2つ)につけて、全身の動きをメタバースに送り込むフルトラ勢となるのですが、このVIVEトラッカーはちょい大きく装着が面倒なのが難点でした。
新たにTundra Labsが発表した「Tundra Tracker」は、VIVEトラッカーより小さく軽く、ちょっとお安いプライスで提供される予定のVIVEトラッカークローン。
HTC VIVEのベースステーションが必要となるため、Oculus Quest&Oculus Linkを使っているユーザーは初期費用がかさんでしまいますが、それでも身体の末端につけるセンサーの小型化はメリットがあります。靴に装着する際はベルトレス、靴紐で固定できるってのがいい。磁石を用いた固定方法もありえそうです。
特にVRChatなどでダンスパフォーマンスに取り組むダンサーにとっては、価値あるセンサーとなるでしょう。なおKickstarterでクラウドファンディングされるということなので、手に入るまでまだまだ時間がかかりそう。
Source: Tundra Labs, YouTube