全国各地に広がるウィークエンドの「脱原発運動」は、週を追うごとに勢いを増している。初夏の陽気となった14日、市民ら230人が東京電力本店と中部電力・東京支社前で抗議行動を繰り広げた。多くの参加者にとって、デモ・集会の類は今回の「脱原発」が初めてだ。鮮やかな原色の服を着、楽器を手にした人たちが集まった。カーニバルのノリだ。だがお祭りムードは一瞬にして破られた。代表数名が東電に「廃炉」などを求める要