朝食 ホテルの朝食


ホテルの朝食

午前3時50分起床。浅草はくもり。宇都宮での朝食は宿泊したホテルの朝食を食べた。ホテルは「宇都宮東武ホテルグランデ」を利用させてもらったのだが、朝食は6時30分からだったが、あたしらは丁度10番目の客であった。それは入り口の処にあるオムレツ作ってもらう順番でわかる。あたしはチーズオムレツをお願いして10番の券をもらった。

席を確保する。それからマスクと手袋をしたまま料理を取りに出かける。この手袋というには慣れない。まだ客が触っていない(つまりあたしが一番の客である)処に行くと、その手袋のまま物を取ってしまいそうになる。いったい、どうゆう育ちなんだ、と己を自制しなくてならないのだ(笑)。そしてあたしの食べるものを取りそろえる。

そこで家人が「宇都宮やきそば」なるものを見つけた。それを取ろうとする家人に、「あとでつれていってやるよ」と「やきそば」を取るのをやめさせたのだが、今考えると食べさせても良かったかと思う(なにせあたしは「宇都宮やきそば」を知らないのだ)。その代わりと云ってはなんだが、「しもつかれ」を食べるといいよ、と教えてあげた。

しもつかれ

「しもつかれ」は栃木の「パトリ」である。その昔、栃木県を訪れていた頃教わったものだ。しかし、さまざまな食べ方や、独特な味と香り、そしてその外見から、これだけ好き嫌いが分かれてしまうものもまた珍しい。でも、あたしは好きだ。それを家人にも勧めたわけだが、家人の地方では、鮭を酒粕で煮る料理がポピュラーなのだ。

まあ、材料は違うが味は似ている、と思うのだ、いい加減だが(笑)。案の定「しもつかれ」を食べてみた家人は全然平気だ、というか好みの味であると云う。細かく切り刻んだ材料を一つ一つ言い当てていた。いい加減な推理も、やるもんだな、と思う。

しかし、あたしのお盆も不思議な組み合わせなのだ。お盆は何時も食べている「墨田区役所 食堂」と同じか、と思うが、「しもつかれ」と「煮物」があったかと思うと、ベーコンとソーセージがあったりしている。しかし、これが今年初めてで今年最後になるホテルでの朝食なのだ、と何時もよりしっかり食べたのだ。

しもつかれと煮物

宇都宮東武ホテルグランデ
栃木県宇都宮市本町5-12