リニア開業効果、地方に波及を 国交省が報告書
国土交通省は15日、リニア中央新幹線の開通によって地方がどう変わるかを分析した報告案をまとめた。移動時間の劇的な短縮が活発な交流や新しい生活スタイルをもたらすと指摘した。既存の鉄道や高速道路と組み合わせ、地方経済を活性化すべきだとした。
「スーパー・メガリージョン構想検討会」に最終報告案を示した。東京―大阪間のリニア開通で片道4時間圏内の「鉄道一日交通圏」が広がる。東京から4時間で行ける県庁所在地は現在の31から35に、大阪からは33から40に増える。名古屋市を起点とすると盛岡市や熊本市なども交通圏に入る。
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