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東京、伊勢志摩に続き、「アマン京都」が2019年11月にオープン。

金閣寺も徒歩圏内の、京都洛北に残された密やかな庭に、2019年11月1日(金)、「アマン京都」がオープンする。
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左大文字山から続く鷹峯(たかがみね)三山麓にひっそりと残る森と庭に、「アマン京都」がオープンする。鷹峯エリアは、かつて江戸初期に琳派の創設者、本阿弥光悦がこの地に居を構え、芸術村として栄えたことでも知られている場所だ。光悦寺や源光庵、常照寺など、茶室や庭が美しい名刹が点在し、京都の芸術文化に浸るには理想的なロケーションとなっている。

敷地面積は約2万4000平方メートル。ケリー・ヒル・アーキテクツによる建物は、アマンの理念である自然の景観を最大限に尊重し、自然の庭の繊細な美しさを損なわないよう配慮されたミニマルな建築が特徴だ。リビングルームやダイニングルームを備えた2つのヴィラと4つの宿泊棟(全26室)は、日本旅館に受け継がれた伝統を踏襲しながらモダンに昇華させた。すべての家具と照明はアマン京都オリジナルデザインで、各空間にしつらえられた工芸品は、研ぎ澄まされた日本の美学と創造性を反映させている。

また、アマン京都には2つの料飲施設があり、レストラン棟では、厳選された京都の季節の食材を使った美しい日本料理がいただける。リビング棟では、洋食からアフタヌーンティー、そして京都のおばんざいスタイルの食事やお茶のほか、竹籠に入れた軽食とともに、屋外でのピクニックなどを楽しむこともできる。

近郊に湧き上がる天然温泉を備えたアマン・スパでは、古くから日本人に愛されてきた宇治茶、丹波の黒豆、地酒、コールドプレスの椿オイルや“きびそ繭”、金箔など、美と健康に使用されてきた自然由来の材料を用いたトリートメントでもてなす。

スイスに本社を置き、世界各地でリゾートやホテルを運営するアマンが、日本で手がける宿泊施設は、東京、伊勢志摩に続く3つ目となる。

アマン京都
開業日/2019年11月1日(金)
https://www.aman.com/ja-jp/resorts/aman-kyoto

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Aya Hasegawa