アルカイダが、既に中東民衆の支持を失っている事に就いては以前の記事で説明した。それ故、今回のアメリカ軍によるビンラディン殺害に対し中東の民衆が平静を保っている事は驚くに値しない。寧ろ、パキスタンの反応や抗議が過剰であり、反米、イスラム原理主義回帰に前のめりになる姿が奇異に映る。まるで、イスラム過激派の本拠地になりそうな勢いではないか。アメリカでも一時の熱狂が去り、ビンラディン殺害の議論が続いている