5月のロイター企業調査で、円安が事業に与える影響を聞いたところ、1ドル=155円を超える水準は5割弱の企業がマイナスと答えた。望ましい為替水準は現状と乖離(かいり)した130―149円との回答が半数を超えており、原料などの輸入経費が上昇し、賃上げ圧力と相まってコストアップに直面している様子が伺えた。価格転嫁は十分に進んでおらず、円安への対応としてさらなる製品の値上げや為替ヘッジなどを挙げる企業が多かった。
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米半導体大手エヌビディアが22日発表した第2・四半期(5─7月)の売上高見通しは市場予想を上回った。人工知能(AI)向け半導体の需要拡大を見込む投資家の期待に応える結果となった。1株を10株に分割する計画も明らかにした。
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米連邦準備理事会(FRB)が22日に公表した4月30日─5月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、政策当局者らは直近のインフレ率に失望感を示しながらもインフレ圧力の緩和に確信を持っていたことが分かった。
- ワールド米、パレスチナ国家の一方的承認に否定的 直接交渉を支持
サリバン米大統領補佐官は22日の記者会見で、アイルランド、スペイン、ノルウェーがパレスチナを国家として承認する方針を発表したことについて、承認するかは各国独自の判断だが、バイデン米大統領は当事者間の交渉を通じて実現されるべきだと考えていると述べた。
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