LIFESTYLE / Gourmet

FNO大阪は、至福グルメでパワーチャージ。

いよいよ11月17日(土)、18日(日)に開催となるFASHION’S NIGHT OUT(以下、FNO)大阪。会場であるうめだ阪急&阪急メンズ大阪からほど近い、話題の美味しいアドレスをピックアップ。至福の一皿でエネルギーをチャージして、ファッションの祭典をパワフルに楽しもう。>>>FNO大阪の詳細はこちらからチェック!

whitebird coffee stand 隠れ家カフェで、癒しのコーヒーブレイク。

甘みと酸味のバランスがよく、飲みやすいブレンド スタンダード¥450。人気の高いスイーツは、「レアチーズケーキ 2種のベリーソース添え」 ¥650

梅田の喧騒を逃れ、落ち着いた空間でひと息つきたい時にオススメなのが、「ホワイトバードコーヒースタンド(whitebird coffee stand)」。梅田駅から徒歩10分、梅新東交差点の北東角に立つ隠れ家的なカフェとしてファンが多い。ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れられるコーヒーは、スタンダードとストロングという2種のブレンドと、深煎りから浅煎りまで数種のシングルオリジンをラインナップ。レアチーズケーキ、ガトーショコラなど、常時7〜8種類揃う魅惑のスイーツは、店内のキッチンで毎日作られる自家製だ。

また、パスタやホットドッグがいつでもオーダーできるのも嬉しい。ハンドドリップのコーヒーを使ったオリジナルカクテルをはじめ、ビールやカクテルなどアルコール類も各種揃い、バー的に利用することもできる。

whitebird coffee stand(ホワイトバードコーヒースタンド)
大阪市北区曽根崎2-1-12 国道ビル102
Tel./06-6809-3769
営業時間/月〜土11:00~23:30(22:30 LO)、日11:00~22:30(22:00 LO)
定休日/年末年始
http://www.facebook.com/whitebirdcoffee

無垢材やアイアン、タイルなどを使った、シンプルで居心地のいい空間。テーブルやイスなどほとんどの家具は、空間に合わせたオーダーメイド。
真っ黒なタイルの外観がスタイリッシュ。フリー Wi-Fiなのもポイント。

LIAISON グルメ激戦区・福島でいただく、出汁が自慢の洗練フレンチ。

コースは¥3,500(ランチのみ)、¥6,000、¥10,000を用意。表面は香ばしく、中はしっとり焼き上げた「シャラン産鴨胸肉のロースト ポンムリヨネーズ」。

中多健二シェフ率いる、大阪を代表するフレンチの名店「ポワン」が惜しまれつつ閉店したのは2017年9月のこと。その空間と遺伝子を引き継ぎ、中多シェフのもとでスーシェフとして腕を磨いてきた出崎英世シェフが新しく「リエゾン(LIAISON)」をオープン。

スペシャリテは出汁。香ばしく焼き上げた甘鯛の鱗焼に、甘鯛のアラからとったスープ・ド・ポワソンをテーブルで注ぐ一皿、コンソメで煮た大根やブイヨンで煮たカブ、ナスを盛り込み、アサリ出汁の泡をのせたリエゾン風野菜の炊き合わせなど、スープや出汁を多彩に取り入れたコースを展開する。「日本料理の出汁のほっとするような味わいを、さまざまな技法で仕込んだ出汁で表現したい」と出崎シェフ。

オープンキッチンから届く音や香りに期待に胸を膨らませつつ、できたての料理をワインとともに味わいたい。

LIAISON(リエゾン)
大阪市福島区福島3-12-20 ツインコート福島1F
Tel./06-7508-8585
営業時間/12:00〜15:00、18:00〜23:00
定休日/月曜
http://liaison-osaka.com

濃厚なムースにさまざまな味わいが重なり合うデザート。「プラリネとチョコレートのムース キャラメルソース、牛乳のグラス」。
フロアの約半分を占めるフルオープンキッチンや、白と木を基調とした上品な内装など、空間はほぼそのまま。
JR福島駅からほど近い住宅地の一角。真っ白なファサードを目印に。

a canto ミシュラン店出身シェフ渾身の絶品パスタに舌鼓。

料理は、アミューズ、前菜3種、パスタ2種、メイン、デザートからなる¥8,800のおまかせコース1本。駿河湾のアカザエビをフレッシュなまま使い、ピスタチオやフェンネルで彩った前菜。

FNO大阪後に訪れるなら、パスタ部門のシェフを務めたフィレンツェの名店「エノテカ ピンキオーリ」をはじめ、ピエモンテ、マルケ、アマルフィと10年間のイタリア修行を経て、日本中で活躍してきた村田卓シェフが、満を持して2018年5月にオープンした「ア カント(a canto)」へ。こちらは、客との距離が近く、カジュアルな雰囲気の中でシンプルな料理を楽しめる、カウンタースタイルのお店だ。

8皿で構成されるディナーコースのいちばんの楽しみは、スペシャリテであるカラスミとライム、香草パン粉をちらしたバヴェッティーニ。ペペロンチーノベースのモチモチした麺に、カラスミの塩気やライムの爽快さが鮮烈に絡み合う。続くパスタは、その場で麺を伸ばして具材を詰める、ラヴィオリやトルテッリなどの詰め物が登場。リストランテで磨いた技を気軽に楽しめるとあって、これから予約困難な人気店になりそうだ。

a canto(ア カント)
大阪市中央区内久宝寺町3-1-10
Tel./06-7175-6383
営業時間17:30〜23:00(21:00 LO)
定休日/水曜
http://www.a-canto.com

10年以上にわたって改良を重ね、完成したバベッティーニ。卵を使わないモチモチのロングパスタに、サルデーニャのカラスミとライムの皮をちらして。
ウォールナットとナラの2トーンで仕上げた温もりに満ちた店内。カウンター7席、テーブル2席。
店名は「傍ら」を意味する古いイタリア語から命名。

トリュフ蕎麦 わたなべ フレッシュトリュフの芳醇な香りを堪能する。

スライスしたてのフレッシュトリュフと金箔を贅沢にトッピング。バターや黒胡椒を加えれば、また違ったコクや風味を楽しめる。トリュフ蕎麦¥3,800

「日本一高い蕎麦」「日本一旨い蕎麦」を看板に掲げる、日本初のトリュフ蕎麦専門店。世界三大珍味のひとつであり、黒いダイヤと呼ばれるトリュフ。その風味を引き立たせるため、合わせるのは香りが少なく甘みの強い二八蕎麦だ。つゆは、ソウダ節、サバ節、ウルメ節を使った旨味の深い関西風の出汁をベースに、濃いめに仕上げているという。フレッシュトリュフを麺の上にも熱々のつゆにもたっぷりとトッピングし、トリュフの芳醇な香りと上品な風味の蕎麦の絶妙なマッチングは、新鮮かつ至福の味わいだ。

腕を振るうのは、日本料理店で修行を積んだ店主の中川清隆氏。「トリュフを使ったおでんや一品料理などオリジナルメニューも揃えているので、トリュフ蕎麦でしめる前に、お酒と一緒にいろいろ楽しんでほしい」と語る。大人の街、北新地でここでしか出合えない味を堪能して。

トリュフ蕎麦 わたなべ
大阪市北区曽根崎新地1-5-9 谷安プレジールビル1F奥
Tel./06-6442-0724
営業時間/18:00~翌4:00
定休日/日・祝
http://truffle-soba.com

店内はカウンター8席。赤い岩壁や扇型の金細工のライトがシックな雰囲気。
北新地のメインストリートである新地本通りに面したビルの1階にしっとりと佇む。

Photos: Kunihiro Fukumori(whitebird coffee stand)  Coordination & Text: Natsuko Konagaya Editor: Yukiko Kaigo