User ID を使用して、さまざまなデバイスにまたがってユーザーをトラッキングする際に必要なものは何ですか。
Google タグマネージャ
レポート用の新しいアナリティクス アカウント
★ログインによる一意の ID の生成と設定
上記のすべて
◆解説◆
Google Analyticsのヘルプでは以下の記載があります。
以下、原文ママ
Google アナリティクスで User ID を使用しないと、コンテンツにアクセスするユーザーが複数のデバイスを使用するたび、またはセッションが新しくなるたびにユニーク ユーザーとしてカウントされます。たとえば、携帯端末で検索した 3 日後にノートパソコンで購入し、1 か月後にタブレットでカスタマー サービスを利用した場合、一連の操作が同一のアカウントにログインして行われたとしても、標準の Google アナリティクスではユニーク ユーザー数が 3 とカウントされます。個々の操作やデバイスからのデータは収集できますが、相互に関連性があるかどうかは判断できません。各接点の独立したデータが表示されるだけです。
これに対して User ID を使用すると、関連する操作とデバイスを識別でき、通常であれば無関係の接点をリンクできます。携帯端末で検索、ノートパソコンで購入、タブレットで再訪した従前のケースでは、3 つの独立したデバイスで無関係に行われた操作と見なされましたが、User ID を使用すると 3 つの関連デバイスによる関連操作と解釈されます。これにより分析にコンテキストが加わるため、ユーザーとその行動を包括的な視野で捉えることができます。
一意のIDといった記載はありませんが、さまざまなデバイスにまたがってユーザーをトラッキングする際に必要という視点ではログインで同一の訪問者を特定するということで「ログインによる一意の ID の生成と設定」が正解となります。
ちなみにGoogleアナリティクスのヘルプでは以下のような記載もあります。
User ID を設定するには、まず Google アナリティクス アカウントでこの機能を有効にし、それからトラッキング コードを調整します。
User ID 設定サマリーのガイダンスに従い、アカウントの機能を有効にします。トラッキング コードに User ID を追加する方法については、『デベロッパー ガイド』を参照してください。
「Googleタグマネージャ」の利用は必須ではないため、自動的に「上記のすべて」も選択肢から外れます。もちろん「レポート用の新しいアナリティクス アカウント」も必要はないでしょう。
▼参考リンク