毎日通いたい、パーフェクトなホームメイド朝食。
一見すると、マレ地区にある他のカフェと変わりない。でもこの美しく小さなお店「Fragments」は、熟練のバリスタによる完璧なラテ、エスプレッソ、アイスコーヒーで際立つ存在。
終日楽しめるブレックファストメニューは、アボカドトースト、シナモンロール、そしてアプリコットコンポートやフレッシュネクタリン、レモン、タイムが添えられたグラノーラなど。模範的な朝食から、1日を気持ちよくスタートしよう!
ヴィーガンの聖地で、体に優しくパワーチャージ!
パリで急速にヴィーガンの聖地となりつつあるのが、「Wild & the Moon」が運営するデリカフェ「Wild Bar」。メニューに使用されている食材はすべて、サステナブルなパッケージに入って販売されているエシカルな地元産の食材。ヘルシーでグルメな100%オーガニックにこだわった。
朝食には、アサイボウル、抹茶ボウル、パワーボウルなどのコールドプレスジュース付きセットを。フレッシュなコールドプレスジュースは、「シンプリー・グリーン」(ケール、りんご、きゅうり、セロリ、レモン、フレッシュタイム、スピルリナ)、「ダウン・トゥ・アース」(ニンジン、洋ナシ、ショウガ、レモン、シナモン)、「ビーチ・ボディ」(スイカ、ザクロ、ミント)から選べる。食欲のない朝でも、手軽にパワーチャージが完了!
スターシェフが手がけた、究極の定番メニュー。
伝統的なフランスの朝食がお好みなら、ここ「Cravan」へ。「The World's 50 Best Restaurants」のランキング上位の常連店「ル・シャトーブリアン」で知られるスターシェフ、フランク・オードゥー監修のもとオープンした。
魅力はなんといっても、レトロなビストロをイメージした空間の中でいただく、フランスで昔から親しまれてきたシンプルなブレックファストメニュー。特にオススメは、スクランブルエッグかフライドエッグをのせたトースト、または、クロックマダムかグラノーラ。バリスタのユーセフ・リーによる、美味しいブラジルコーヒーを目覚ましに。
17 rue Jean de la Fontaine, 75016 Paris
ボリューミーなオールデー・ブレックファスト専門店。
イタリア人建築家、ファブリツィオ・カジラギによる洗練されたシックなインテリア、そして、ドイツ式のボリューミーな朝食がウィーンのカフェを彷彿させる「Claus」。サンジェルマン・デ・プレにオープンした新店舗でも、パレ・ロワイヤル本店の名物メニューがすべてラインアップされている。
職人技が光る美味しいスプレッド、バターたっぷりのペストリー、一晩寝かせたミューズリー、アップルとアーモンドの贅沢なババロア、香ばしいポテトパンケーキとサーモン、好みに合わせて調理してくれるオーガニックな卵料理、そして高級茶葉を使った紅茶やコーヒーetc....。すべてのメニューが朝から夕方5時まで楽しめる、オールデーブレックファストの専門店だ。
カリフォルニア発のヘルシートレンドをパリ流に。
カリフォルニアとパリが出合ったら? その答えは「Echo Deli」にあり! LAの中でも、もっともおしゃれでヘルシーなエリアの代名詞となったアボットキーニーの超人気デリ&レストラン「Gjusta」と、その姉妹店「Gjelina」で経験を積んだシェフとコラボしてできた店だ。
コンセプトは、大西洋を越えてパリでも新しいトレンドとなっている「healthy-ish(ヘルシー風)」。つまり、ジャンクフードでも健康マニアのための食事でもなく、地元で採れた食材を使った、健康的で食欲をそそる料理がこの店の看板メニューだ。見た目の美しさはもちろんのこと、どれをとっても美味しいというのが、グルメなパリジャンたちの支持を勝ち取った理由だろう。
季節のフルーツを添えたローズヨーグルト、ごまペースト入りグラノーラ、リコッタチーズ&自家製ジャムを添えたブリオッシュトースト、玄米粥とサーモンマリネ、フライドエッグとペッパーのピクルス、スパイシーローストチキンとサラダ、グリルチーズサンドなど、とにかくバリエーションが豊富。また、ピクルスからヨーグルトまで、メニューにあるものはすべて自家製というから驚きだ。
Text: Jade Simon