駿河太郎、小学5年の時「落語家になりたい」に父・鶴瓶の反応は?

スポーツ報知
生國魂神社の境内にある米沢彦八の碑の前で記念撮影する(左から)室龍太、田中美里、駿河太郎、谷村美月

 俳優・駿河太郎(40)、田中美里(41)、谷村美月(28)、室龍太(29)が1日、大阪・天王寺区の生國魂神社で行われている上方落語協会のファン感謝祭「第28回彦八まつり」にゲスト出演し、大阪松竹座公演「天下一の軽口男 笑いの神さん 米沢彦八」(来年2月1~17日)をPRした。

 今作は、上方落語の始祖といわれる米沢彦八の笑いにささげた半生を描いた木下昌輝氏の同名小説を舞台化。日本初のお笑い芸人とされる主人公・彦八を演じる駿河は、初の大阪松竹座出演で初座長を務める。「歴史ある大阪松竹座で座長を務めさせていただくのは大変光栄です」と表情を引き締めた。

 父の落語家・笑福亭鶴瓶(66)に連れられ、幼い頃に何度かこの「彦八まつり」を訪れた記憶があるという。小学5年生の頃には地元で受けた取材で「将来は落語家になりたい」と答えたところ、記事を見た鶴瓶が激怒。「お前だけは絶対に落語家にはさせへん」と言われた。「僕としては親孝行のつもりで言ったんですけど怒られましたね。気も遣うでしょうし、今なら気持ちも分かりますけど」と振り返った。

 その落語家どころか、落語家の祖となる人物を演じることになり「おやじには『見てみい。子どもの俺を叱った罰やぞ。やったるからな』と伝えました」と胸を張った。鶴瓶も「そやなあ」と答えたそう。観劇の予定については「本人が気になれば見に来るんじゃないですか。普段は僕のやってることは把握していないんですが、これは気になるでしょう」と話した。

 また、4人の中で唯一、関西ジャニーズJr.の一員として大阪松竹座の舞台経験が豊富な室は「特にしきたりとかはないけど、スタッフの皆さんが家族のように接してくださる」と伝統ある劇場を評し、駿河は「3人で決めているのは、『室兄さん』と呼ぼうということ」と笑いを誘った。

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