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日本から世界に発信。絵文字 / Emojiの歴史。

今や世界共通語となったEmojiこと絵文字。開発したのは、NTTドコモ。今や人種や性別を超え、世界中で多用され、『The Emoji Movie』(邦題『絵文字の国のジーン』)という映画まで製作されるほど。絵文字の壮大なストーリーを振り返る。

現在使われている絵文字の数、なんと2,666個!その原型である顔文字が初めて登場したのは、1982年アメリカ、ペンシルバニア州にあるカーネギーメロン大学の掲示板だった。その後90年代に普及したポケベルに、NTTドコモがハートマークの絵文字を追加するも、その後ハートの表示を停止するとたちまち10代の顧客が流出……。そこで開発されたのが絵文字。

”絵文字の父”として知られるドコモの栗田氏は漫画などを参考に、ひらめきを表す”電球”、緊張を表す”汗”など176個の絵文字を作った。

その後競合他者も続々独自の絵文字を発表。現在では、プラットフォーム間のやり取りもできるようになり、瞬く間に世界中に広まった。

日本から世界に発信されたEmoji。そのストーリーの詳細は、動画でチェックして。

90年代に流行したポケベル。NTTドコモがハートマークの絵文字を追加するも、その後ハートの表示を停止すると、たちまち10代の顧客が流出……。

初代絵文字として、12×12のピクセルグリッドで、感情を表す176個の絵文字が登場。この時はまだシンプルなものばかり。

今や2,666個の絵文字がメールやSNSで使われている。

Tomomi Hata