【川崎】小林、札幌戦でアウェー4戦連発だ「広島との差考えたら1試合も落とせない」

スポーツ報知
練習でシュートを放つ川崎FW小林

 川崎は18日、J1リーグ再開戦を札幌と敵地の札幌厚別公園競技場で戦う。試合前日となる17日は川崎市内でセットプレーなどの練習で調整した。

 1トップで先発が濃厚な昨季J1MVPのFW小林悠(30)は現在敵地で3戦連発中。札幌戦では4戦連発がかかる。練習後に「後半戦のスタートダッシュを切ることで上位が見えてくる。(首位の)広島との差を考えたら1試合も落とせない」と必勝モードだ。

 この日、全体練習後のシュート練習では何本かバーに阻まれるシーンもあったが、コンディションは良好。12日には天皇杯3回戦でJ2水戸と延長、PKまでもつれる死闘を繰り広げたが「あの試合ができたのは大きかった」と話す。

 札幌については「クロスの多いチームで高さの部分ではジェイもいて、都倉くんもいる。細かいプレーができるチャナティップもいるし、いろんな攻め方ができる(チーム)」と印象を語った。また守備においては「ムダなファウルをしない」というところも警戒していた。

 東日本や西日本では連日30度を越す猛暑に見舞われているが、札幌での試合開始時間(午後7時)は予想気温20度で、試合終了時には19度近くまで下がる模様だ。

 中断期間にはFW大久保が磐田へ、MFエドゥアルドネットが名古屋へ移籍した。「しっかり目の前の試合に集中してやれればいい」。連覇を狙う川崎で背番号11の活躍は不可欠だ。

サッカー

×