【プロキオンS】武豊マテラスカイ、驚異のJRAレコード1分20秒3で衝撃のV
スポーツ報知

◆第23回プロキオンS・G3(7月8日・ダート1400メートル、中京競馬場、不良)
14頭によって争われ、武豊騎手が手綱を執った5番人気のマテラスカイ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎)が好スタートからそのまま逃げ切り。従来のコースレコードを1秒6、JRAレコードを1秒2(阪神ダート1400メートル、2012年3月31日にインオラリオが記録した1分21秒5)上回る驚異のJRAレコード1分20秒3で、重賞初制覇を果たした。
4馬身差の2着は1番人気のインカンテーション(三浦皇成騎手)、3着にはウインムート(和田竜二騎手)が入った。
武豊騎手(マテラスカイ=1着)「強かったですね。今日のポイントはスタートだと思っていたのですが、決まって迷いなく行けました。ただ、1200メートルばかりを使ってきたので、ラストを心配していたけど問題なかったです。タイムが出やすい馬場とはいえ、それにしても強かったです。立派なタイムです。今、馬が充実していて、いいタイミングで乗せてもらっています。(2月25日の阪急杯=ダイアナヘイロー以来)久々に重賞を勝ててうれしいです。春はリズムが悪かったので、このまま流れに乗っていけたらと思います。ウィナーズサークルは昨日の(オジュウチョウサンのときの)ような盛り上がりでした」
森調教師(マテラスカイ=1着)「速かったですね。1400メートルだと競ってくる馬が少ないと思ってたのですが、案の定速かったです。腰がパンとして、以前とは全然違います。このあとは放牧を挟んで、JBCスプリント(11月4日、京都)のつもりです」