いよいよ準々決勝！ サッカーW杯ベスト8の気になる選手の素顔。

クールな北欧スタイルのMF、アルビン・エクダル【スウェーデン】。

アルビン・エクダル／Albin Ekdal 代表： スウェーデン
年齢： 1989年7月28日（28歳）
身長： 186cm
ポジション： MF

7日23:00（日本時間）にイングランドと戦うスウェーデンチームからのイチ推しは、ミッドフィルダーのアルビン・エクダル。日本代表・酒井高徳と同じドイツ・ハンブルガーSVに所属している。アスリート的な暑苦しさからは縁遠い、涼しげな目元と爽やかなルックスが目を引く。186cmの長身を生かし、北欧の戦士らしく激しくアグレッシブなプレースタイルが特徴。ボランチと呼ばれる中盤の底で体を張り、相手の攻撃を潰していく。かと思えば、中盤から思い切りの良い長短のパスで攻撃のチャンスを作る展開力も同時に見せる。攻守両面でチームに欠かせない存在だ。W杯後、所属のハンブルガーSVはドイツ2部で戦うことが決まっている。

スウェーデンらしい北欧スタイルがなんともクールなエクダル。自身のインスタグラムには、パートナーのカミラ・スジョダール・エッセンが頻繁に登場しており、今回のW杯も彼を応援するためロシアに駆けつけたようだ。

イタリア仕込みのファッションラバー、オスカル・ヒリェマルク【スウェーデン】。

オスカル・ヒリェマルク／Oscar Hiljemark
代表： スウェーデン
年齢： 1992年6月28日（26歳）
身長： 185cm
ポジション： MF

イケメン揃いのスウェーデンチームからもう一人ピックアップしたのは、イタリア、セリエAのジェノアCFC所属のスウェーデン出身のオスカル・ヒリェマルク。イタリアンなカジュアルスーツスタイル、デニムにロゴTシャツというモードなコーデ、コットンの白パンツにネイビーのシャツをラフに羽織るなど、幅の広いおしゃれにチャレンジしている。

パートナーのエリン・ワスとは2014年から生活を共にしていると伝えられており、お揃いのTシャツを身につけるなど、二人でファッションを楽しんでいるよう。ヒリェマルクのインスタグラムには、彼女の写真を投稿し「My One and Only...（最愛の人）」とコメントするなど、ラブラブぶりが伺える。

物静かなGKウーゴのパートナーは、子供服デザイナー【フランス】。

ウーゴ・ロリス／Hugo Ll****oris
代表： フランス
年齢： 1986年12月26日（31歳）
身長： 188cm
ポジション： GK

すでに注目している人も多いはず？ ウーゴ・ロリスは、南仏ニース生まれの31歳。銀行員の父と弁護士の母の間に生まれたエリートかつ上流階級の育ちのお坊ちゃんだ。2005年に地元ニースでキャリアがスタートし、2012年からは英プレミアリーグのトットナム・ホットスパーでプレーしている。

マッチョ系が多いサッカー選手の中では珍しく、ルックス通りの落ち着いた雰囲気の持ち主で、女子からの人気は欧州でも高い。大声で指示を出す機会が多い立場のゴールキーパーではあるが、彼は物静かな性格で、「彼が話すと、皆が黙る」とアントワーヌ・グリーズマンが語っているほど。そのおかげでチームメイトには安心感をもたらしているようで、今大会では優勝候補の筆頭に立つフランスのキャプテンとして、静かにチームを引っ張っている。

また、ウーゴとパートナーのマリン・ロリスの間には、2人の娘がいる。その娘たちの影響もあってか、彼女の職業はマネージュ・オン・スークル（MANEGE EN SUCRE）というキッズブランドを手がけるデザイナー。彼女がデザインするプリンセスライクな服からも、家族とのハッピーな生活が垣間見られる。

19歳のキリアン・エムバペはゴールパフォーマンスにも期待【フランス】。

キリアン・エムバペ／Kylian Mbappe 代表： フランス
年齢： 1998年12月20日（19歳）
身長： 178cm
ポジション： FW

キーパーのウーゴとともにキーパーソンとなるのが、フォワードの彼。日本が初めてW杯に出場した1998年6月にはまだ誕生していなかった、今大会出場選手中2番目に若い19歳だ。4試合を終えた時点で3得点と、得点ランクでも4番手タイにつけている。身長は178cmと小柄だが圧倒的なスピード感とエネルギーを感じる稀有な存在だ。愛嬌のある顔立ちも含めて今後、世界的な人気選手になっていくことは間違いない。

今大会で話題になっているのが、ゴールを決めたあとのパフォーマンス。膝で芝の上を滑り、右手を左脇に、左手を右脇に挟むポーズを決める。このポーズは弟のアイディアで、兄であるキリアンがゴールのたびに決めるという兄弟愛に満ちたポーズだといわれている。さて、6日23:00（日本時間）からのウルグアイ戦では、このポーズを決めることができるのか!? 期待したい。

可愛い愛娘のためにも！ ブラジルの守護神、アリソン・ベッカー【ブラジル】。

アリソン・ベッカー／Alisson Ramses Becker 代表： ブラジル
年齢： 1992年10月2日（25歳）
身長： 193cm
ポジション： GK

ブラジル出身で、イタリア、セリエAのASローマに所属しているアリソン・ベッカー。17-18シーズンのUEFAチャンピョンズリーズでの評価が高く、今夏に他チームへの移籍が決まるであろうといわれている。現在の有力候補は、イギリスのチェルシーかスペインのレアル・マドリードで、移籍金は約7千万ユーロ（約90億円）！との噂も。

2012年頃から交際をスタートさせたナタリア・ロエベとは、2015年に結婚し、昨年には娘のヘレナちゃんが誕生した。ベッカーとヘレナちゃんのキュートな写真は自身のインスタグラムにも投稿されている。また、ルイ・ヴィトン（LOUIS VUITTON）のバッグを好んでいるようで、スーツケースやハンドバッグなどを身につけている。

ドゥイェ・チャレタ=カーの、サングラス愛【クロアチア】。

ドウイェ・チャレタ＝カー／Duje Caleta-Car
代表： クロアチア
年齢： 1996年9月17日（21歳）
身長： 192cm
ポジション： DF

8日3:00（日本時間）に開催国ロシアを戦うクロアチアのイケメンはこの人。オーストリア・ブンデスリーガのFCレッドブル・ザルツブルクでプレーをするドゥイェ・チャレタ=カーだ。今大会前に行われたブラジルとの親善試合でフル代表デビューを果たした、若干21歳。

恋人のアドリアナ・ジュルジェビッチは、頻繁に彼のインスタグラムに登場する。イケメンとしても知られるドウイェは、最近サングラスにハマっているようで、アドリアナと二人でクールなサマーサングラスコーデを披露している。

<惜しくもベスト8入りできなかった各国選手たちの姿ももう一度！>

日本含め、惜しくも敗退してしまった国々にもスタイリッシュなセンスの持ち主は多い。健闘した素晴らしい選手たちのインスタ・プライベートショットも改めて見てみよう。

シンプルコーデのイスコは、新恋人に注目【スペイン】。

イスコ／Isco Alarcon Suarez 代表： スペイン
年齢： 1992年4月21日（26歳）
身長： 176cm
ポジション： FW, MF

スペイン人らしいしっかりとした髭がパッと目を引くがよく見れば、まん丸な瞳もたっぷりのまつ毛も魅力的な26歳。大会直前に交代したロペテギ前監督から絶大な信頼を得ていたイスコ。フェルナンド・イエロに監督が変わってもその信頼は変わらず、4戦フル出場、1得点を挙げたが地元ロシアの前にあえなく破れてしまった。

的確な技術を持ったドリブラーで、ボールを扱いがうまく、うかつにボール奪取を試みても簡単にかわされる。仕掛けだけでなく、キック、シュートの精度も高い。W杯ではもうその姿を見ることはないが、クリスティアーノ・ロナウドと同じレアル・マドリードの所属で主力選手でもある。

イスコのスタイルはシンプルだが、注目されているのは昨年から交際の報道がある恋人サラ・サラモ。スペイン女優の魅力的な彼女は、現在モデルとしても活躍している。

吉田麻也は英国式スーツがお好み？【日本】

吉田 麻也
代表： 日本
年齢： 1988年8月24日（29歳）
身長： 189cm
ポジション： DF

残念ながらベスト16で敗退となってしまった日本代表からは、2012年からイングランド・プレミアリーグのサウサンプトンでプレーする吉田麻也選手を。服装に無頓着な親友・内田篤人とは対照的で（「服はマヤに選んでもらったりしている」と内田選手が話していたこともあるほど）、以前からファッションへの関心は高い。2012年夏にイングランドでプレーするようになってからは、英国式のスーツスタイルもお好みのようだ。

プレースタイルはプレミアでプレーするようになってから大きく変化。本来のポジションであり、日本代表でもつとめるセンターバックだけでなくサイドバックも経験。4バックであればどこでもいけるマルチなスタイルを獲得している。実はミドルレンジのキック精度も高く、オールマイティなプレイヤーである。

香川とも親交があるGKロマン・ビュルキ【スイス】。

ロマン・ビュルキ／Roman Burki 代表： スイス
年齢： 1990年11月14日（27歳）
身長： 187cm
ポジション： GK

ドイツ・ドルトムントで2015年から正GKとしてプレーするロマン・ビュルキ。ボールを組み立てることで主導権を握りたいドルトムントにおいて、一つの起点として大きく機能している。互いに国外で暮らすシングル同士だからか、香川真司とも親交が深く、スタジアムで2ショットの談笑を目にすることもある。身長は187cmとキーパーにしては小柄だが、ムキムキの体躯、たくましい腕に大胆に施したタトゥーがマッチしている。

フィジカルな強さとはうらはらに優しげな眼差しも魅力。大会直前の日本戦では先発、無失点におさえた。本大会ではスイスの第1GKとはいかなかったものの、チームの一員として、決勝トーナメント進出には彼の存在も大きかったはずだ。

彼のインスタグラムは、サッカーだけでなく、彼自身のストリートカジュアルなスタイルや美しいスイスの風景も楽しむことができる。

Moe Tsukamoto