7月4日(水)
昨日、武田良介参議院議員(環境委員会)の、鳥羽市船津の樋
ノ山太陽光発電計画(鳥羽プロジェクト合同会社)の現地調査に
参加しました。参加者は島津前衆議院議員や中川参院選予定候補
など7人でした。現地の戸上市議が案内してくれました。
現地支部の皆さんが歓迎してくれました。支部員が釣ったタイ・
イサギのおさしみに舌鼓をうって一同昼食のあと出発。
船津樋ノ山の現地視察。町内会の方が案内してくれました。
総面積19.9ha、森林を切りひらき、谷を埋めて太陽光パネルを
5万枚並べるとのこと。住民は5月のはじめに簡易環境アセスを
行うとの新聞報道で知りましたが、この計画は、既にFIT法の適用
を受けています。
現地は、蛇紋岩の崩れやすいところ、サシバなどの野鳥の飛行ル
ートにあたり、貴重な動植物もとの説明がありました。
その後、鳥羽市長など市の幹部と面談。
中村市長は「太陽光を全く否定するものではないが、食と自然景
観をPRしている鳥羽市が海や土石流など景観、土石流などの心配な
ど…。わざわざ切り売りする必要はない」と困惑しておられる様子。
市議会も反対の請願を全員一致で採択しました。
その後、反対の請願を出した地元自治会の皆さんと懇談。
皆さん口々に土石流などの災害を心配しておられました。
私には、県知事が「森林法で森林伐採などの開発許可を認めないよ
うにしてほしい」と切望されました。
武田議員は「事業をはじめる前に、その土地が太陽光発電の適地か
どうかの判断ができるような法整備。情報公開、住民参加のもとで
住民合意が前提。そのうえでの環境アセス。FIT法の問題点。など
も含めてさらに追及していきたい」と述べました。