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暑い朝に私を救う、3つの救世主:経口編。(Maya Nago)

そもそも朝が得意ではないのですが、真夏の朝は、もう使いものになりません。ぐったり起きて、無理やり身体と脳にエンジンをかけ、だらだらと娘のお弁当や朝ごはんを作って少し家事をしたら、もはや一日の終わりかというくらいに疲れ果てる有様。そんなときに口に含めば、ちょっとやる気がでる救世主アイテムを紹介します。

1. 飲んだ瞬間、爽やかさが身体を満たす。マリアージュフレールのサマーティー。

これらのサマーティーは、シックな黒いガラスのジャー入り。ジャーのコレクターも存在するそう。

寝る前に必ず仕込むのが、フランスの老舗紅茶専門店マリアージュフレールがアイスティー用として毎夏リリースしている、夏限定のお茶。水出し用のポットに茶葉を入れ、お水を注げば、翌朝には、なんとも爽やかなフレンチアイスティーが完成している次第です。

中でも私のお気に入りは、写真の2つ。左の「RIO SUMMER」は、カフェインレスのルイボスティーがベースなので、娘も大好き。アサイーやミント、マテ茶などがミックスされた結果、なぜか爽やかなピーチの香りがする傑作です。起き抜けにこれをグビッと喉に通すと、身体はまだ眠気に支配されていても、脳だけちょっと覚醒する気が。夏しか販売されないので、ストック必須です。

もう一つは「CASABLANCA」。異国情緒漂うラベルデザインに惹かれてジャケ買いしたのですが、こちらはやや苦味のあるグリーンティーがベースで、なんともフレンチエスプリの効いた香り。モロッカンミントやベルガモットで香りづけされていて、清々しさの中にも少し苦味があるので、覚醒効果はより高い気がします(あくまで個人の感想です)。ああ美味しい。

2. 夏の体力低下に喝!リポスフェリック ビタミンC。

愛用者の中には、ハリがアップしたとか毛穴が引き締まったなど、美肌効果を讃える人も。

年中、世界を旅して回っているネオヒッピーな友人から強力レコメンを受けたビタミンCが、こちら。そもそも私は、効果が実感できるまでサプリを飲み続けたことがないズボラーですが、これを朝飲むと、飲まない日よりも元気な気がするので、頑張って続けています。口に入れて大丈夫?と警戒したくなる蛍光オレンジのドロッとした液状で、正直、飲むのは勇気がいるし、何に混ぜても美味しくないですが、私は前述のアイスティーをまずは爽やかに飲み干した後、50ccほど注ぎ足し、これを混ぜて一気に喉に流し込みます。忘れなければ、寝る前にも。朝、いつもより爽やかな目覚めが実感できるのです。

3. 軽やかで優しい。クラッカーとマスカルポーネといちごジャム。

夏になると常備する、クラッカーとマスカルポーネ、いちごジャムのセット。ジャムは、英「Tiptree」がお気に入り。猫もクンクン。

そもそも朝は食欲がないのですが(お弁当の匂いで満腹になる)、真夏となればさらに食欲減退。それでも、会社に着く頃にはお腹ペコペコ、ランチでドカ食いしてしまうので、それを防ぐためにも、少しだけ口にするようにしています。そこで重宝しているのが、クラッカーの朝食。最近のお気に入りは、MISURAの全粒粉クラッカーで、マスカルポーネといちごジャムをたっぷり載せて頂きます。ムシムシした暑い朝、なんか胃が重いなあというときでも、これならサクサク食べられる。クリームチーズだと重すぎるので、マスカルポーネがオススメです。