軍事評論家=佐藤守のブログ日記

軍事を語らずして日本を語る勿れ

史上最大の機密がやがて崩壊する

日大アメフット部監督らによる“史上最低”のルール違反行為は、この約一か月間のメディアの格好の“餌食”になった感がある。
何よりも、普段は社会的地位が高い、と思われている私立大学の指導者層の驚くほどの知的怠惰もさりながら、彼らに共通していた“いかがわしさ”が表面化したことが大いなる収穫だと言えた。


学長様、理事長様…などと呼ばれていい気分に浸っていた“裸の王様たち”が、実は人格を疑うような正体をばらされたのである。
その意味でも宮川学生の貢献度は大きかった。

昔、我々が学生時代にも、審判の理不尽な判定などに「正義は必ず勝つ!」と仲間で慰め合ったものだ。

しかし、現日大の指導者層ほど腐りきってはいなかった。
週刊誌などによると、最高権力者の理事長は、やくざと懇意であり、当日も「パチンコ屋」で、パチンコに熱中していたというから、何をかいわんやである。日本人じゃないのかもしれない・・・


何度もここに書いたが、その昔、松島基地司令時代、町の散髪屋婦人が、「ノーパンしゃぶしゃぶ」事件を伝えるニュースを見ながら、「司令さん、この人たちは4年制の大学で、いったい何を学んでいたのでしょうね〜」と慨嘆したことを思い出す。
貧しい家庭に育った彼女は、母から「手に職をつけなさい」と言われ、高校進学をあきらめ理容師学校に通ったと言う。
しかしそれでも勉学を忘れられず、高校から帰宅した友人から教科書を借りて自学したと言った。
私は彼女に「高級背広で身を包んだ高学歴のお役人でも無教養な人はいる」と伝え、「高学歴無教養」と言う言葉をねん出したものだ。

あれから20年余、歴史は繰り返すらしい。


処で私は今、ヒストリーチャネルや、ディスカバリーチャネルなどの「古代の宇宙人」「宇宙のしくみ」などに関心を持っているのだが、知的生命体関連で知り合った友人のグレゴリー・サリバン氏から、映画「否認可の世界」のDVDとパンフが届いた。


≪非認可の世界:世界最大の機密を暴露するドキュメンタリー映画=JCETI≫

早速鑑賞したが、過去の貴重な“UFO”関連情報が整理されており、とりわけ米ソ冷戦下だったこともあり、互いに疑心暗鬼になってスパイ合戦を繰り返していた頃、実は多くのUFOが地上に飛来していて、中には墜落して宇宙人も捕獲されていたことがあったと言う。


これによって超高度なテクノロジーを取得した一部の政府関係者は、そのテクノロジーを軍事的機密として一切公開はしなかった。
その理由は「UFOが存在することを知れば、市民はパニックに陥るからだ」と一方的に決めつけ、高度なテクノロジーは、もっぱら軍事に利用され、更に地球の資源の大部分を独占所有するグループが誕生したと言う。
つまり高度な技術を金儲けに利用して財を築いたと言う。
そして彼らは国の大統領にさえ真実を伝えることなく、大統領を利用し邪魔者は「消し」、今尚巨額の富を独占することに汲々としていると言うのだが、米国の富の配分を見ればそれが事実であることは想像できる。

そして宇宙人が攻撃してくる!とメディアを使って恐怖感をあおり、「国家安全保障上の秘密」に近づけないようにしてきたと言うのだが、やがてそれも限界が来て「史上最大の機密が間もなく崩壊する」らしい。

この視点で国際情勢を見れば、多くのことに納得がいく。大東亜戦争さえも、その手の“謀略にはまって”、まじめな?日本人は消去されかかったのだろう…。

この機密解除活動を仕切っているのは、スティーブン・M・グリア博士で、ディスクロージャー・プロジェクト、地球外生命体研究センター(CSETI)の創設者である。
この映画のパンフによれば、「闇の政府の最後の切り札」とは、

「UFO情報は、捏造されたデタラメ情報だけが的を外した時事問題として扱われており、現在においても政府機関・NATO機関や国連といった世界的な公式機関さえ一般市民と同様に真の情報に触れる事すらできないのが現状なのです。
しかし、闇の政府により70年代にはすでに悪意に導かれた高度な高次元テクノロジーは既に存在しており、宇宙戦争は実行可能となっていたのです。
UFO情報が捏造され、人々に誤った刷りこみが拡散されてきたのは世界を宇宙戦争へと強引に導くことを目的としていたのです。
その背景が本作で明かされます」とある。


昨年5月、講談社から「宇宙戦争を告げるUFO=知的生命体が地球人に発した警告」を上梓したが、私は巷にあふれる情報から、「宇宙戦争は宇宙人ではなく、地球人が始める。それも中国が」と世界に警告する意味で書いたのだが、この映画に出てくる過去の多様な情報を見ると、間違いなく地球人は自滅に向かっている気がしてならない。

朝鮮半島では、大きな動きが始まろうとしている。北朝鮮指導者の“過去の実績”から軽々に楽観することはできないものの、人類全体の動きの中でとらえれば、何かしらの成果は期待できるかもしれない。ある種の旧体制の“崩壊”になるかもしれない…。

その前に、一番大きな問題を抱えているわが国の、政治も経済も、そして教育と言う青少年の将来=日本の将来、を左右する要所要所に巣食っている“不適切、且つ無教養人”達を大掃除しなければならないと痛感する。

そのような“革新”が日大から始まったのだと考えれば、わが国全体の「大祓」をも期待したいものだ。

何れにせよ、わが国にも、15歳近辺の清新な子供たちが健やかに育ってきている現況を見れば、「史上最大の世代交代」が間もなく始まると言うべきではなかろうか?


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≪戦史に学ぶ人のためのミリタリー総合誌「丸」7月号≫

今月は日本潜水艦戦史特集だが、「長編読物=元陸軍軍曹が見たA級戦犯の知られざる獄中生活」は必読である。
戦犯ではなく殉難者と書いてほしかったが…



≪雑誌「Will」7月号≫

今月も反朝日新聞社記事満載だが、水間政憲氏の「朝日新聞東京本社『国有地取得』の裏技」は必読。
脛に傷持つ朝日新聞が、森友などの“不正”を追求できた義理化か!?と言いたくなる。他の新聞社も同様だから、自分のことは棚に上げて水面下で互いに傷をなめ合っているのだろう??。記事にしなければ国民の話題には上らないのだから…メディアの強い所だ。



≪雑誌「Hanada」7月号≫

毎回同じような顔ぶれの方の記事が並ぶ。日大問題が終わったら、「バカ野党」など、永田町の闇に肉薄するのかな〜期待したい。

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